ピアノに挑戦中の元同僚と再会
先日ゴルフの練習場に行って、帰りの坂道を下っていると、向こうから会社時代の元同僚が歩いてくるではありませんか。
偶然の再会を喜び、立ち話をしばらくしたのですが、話題といえば、当然のようにお互いのリタイア後の生活になりました。その中で私がサックスを始めたことを話すと、彼はピアノに1年半位前から挑戦していることを打ち明けてくれました。
バイエルは卒業して現在ソナチネに挑戦中とのことです。
さらに最初はお子さんのピアノを使って始めたものの、音が気に入らなくなり、ピアノまで新調して取り組む熱の入れようだとのことです。
それも、電子ピアノなどではなく、いわゆる従来からのピアノだとのことで、話していて、本格的にクラシック音楽に取り組む情熱が伝わってきました。
昔からクラシック音楽が好きだったそうですが、会社時代はお互い仕事での付き合いしかありませんでしたので、全く知りませんでした。
久し振りにあった瞬間に、生き生きした雰囲気を感じたのですが、ピアノへの情熱がそうさせているのだと思います。髪は白くなり、物理的には老けたのは間違いないのですが、会社時代とは違う元気な姿を見て、とても嬉しく思いました。
これからお互いの発表会等に招待しあうなど、楽しい付き合いができればと思います。
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コメント
コメント有り難うございました。
貴君の病気のこと思い出しました。
いろいろな幸運が重なっての生還、本当に良かったと、当時話しを聞いて思いました。
私も病気をしたこと、それに今の年齢になったことで、自分の人生の終りの時点をはっきり意識するようになりました。
それで、子供の時からの夢の一つであった楽器習得を是非実現したいと思いました。今チャレンジできる機会に恵まれ、とても嬉しく思っています。
リタイア直前まではギターに挑戦するつもりだったのですが、もはや指が動かないことを自覚し、それならとまったくやったことのないサックスに取り組んでみることにしたのです。
サックスだとリードを使うので、フルートやトランペットのような管楽器に較べて音が出やすいと思ったこともあります。
音は出やすくてもきれいな音を出すのが大変と、今になって分かってきましたが。
サックスの魅力を知ったのは高校生の頃にラジオの深夜放送で聞いたサム・テイラーの「ハーレムノクターン」です。コメントをもらって家にあるCDで「引き潮」も聞いてみましたが、これも良いですね。
サム・テイラーはテナーサックスですが、私がやっているのはアルトサックスです。
アルトサックスはE♭管、テナーサックスはB♭管だそうで、ピアノのCの音がアルトサックスではE♭になるなど、ややこしい関係にあることも知りました。ピアノとのアンサンブル時には移調してやらないといけないということです。
5年もやれば「うまいな」と感じてもらえるレベルになりますよ、と言われたので、そこを目指して練習を続けようと思います。
これからも時々訪問してくださると嬉しいです。
投稿: manchan | 2005/08/26 8:46:43
先日の再会は、私にとっても懐かしく、嬉しい出来事でした。その折、知らせて頂いた貴兄のこのブログを改めて拝見したところ、私との再会のことが記されており、またびっくりしました。
大がかりな、内容のあるブログで感心しましたし、貴兄らしいとも思いました。
また機会を見て、ゆっくりとお話できればと思っていますが、とりあえず、感じたことをちょっと記させていただきます。
病気、入院のこと
闘病記を読み、初めて貴兄が大病で入院いていたことを、失礼ながら、初めて知りました。
この闘病記を読み、病名こそ違いますが、十数年前、くも膜下出血で入院生活を送り、同じような気持ちを持った私自身の、当時のことを昨日のように思い出しました。
発病後初めて意識を回復したとき、生きていたのだという、なんとも言えぬ嬉しさ、数日後、家族が見舞いに来てくれたときの、家族のありがたさ、術後の強烈な痛さ、気分の悪さ、鎮痛剤を絶たれた後も、医者に鎮痛剤を懇願したこと、今後一生、この痛みや、気分の悪さが続くのかとの不安等、その後の退院のときの晴れやかな気持ちは、今でもはっきり覚えています。
音楽、楽器のこと
このブログを読むと、貴兄の音楽、サックスへの情熱がひしひし感じられます。今は、修行時代でしょうが、花開くときが待ち遠しいですね。
貴兄が、サックスを選んだのはどんな理由ですかね。サムテーラーのことが、記されていましたが、私も、彼の「引き潮」の演奏に、ひきこまれたこと思い出します。
私は大学時代に、フルートを購入し、自己流で練習しましたが、挫折しました。下宿生活で練習の場がなかったこともありました。楽器、特に管楽器の練習は、のびのびと大音量を出さないと上達はしないように思いますが、如何ですか?
私が、ピアノに取り組もうと考えたのは、実は、定年後ではなく、前記大病後、生き返った命、今後いつ再発するかしれない命を考えると、以前のように毎日漫然と、家と会社の往復をしているのがむなしいと思い、考えたひとつがピアノだったのです。会社勤めの中では、なかなか実現せず(実行力の無さか)、ずるずると現在に至ったということです。
最新の本ブログに、テンポと録音のことが書かれていましたが、私も同じことを経験しています。初期段階から、テンポを正確にとる練習とは厳しいですね。私も、電子式(?)メトロノームを購入し時々チェックしています。録音も時々していますが、メトロノームにしろ、録音にしろ、大事なことだと思いますが、あまりこだわると、のびのび練習できないのではないでしょうか?ド素人が余計なことを書いてすいません。
ちょっとのつもりが、ながながとつまらないことを書いて申し訳ありませんでした。
投稿: hagi | 2005/08/25 11:32:51