家事での気付き
最近は、トイレの掃除は完全に私の仕事となり、その外に食器洗い、部屋の掃除は半分ずつ位の割合でやっています。
このような作業を始めると、40年近くの工場生産効率化のいろいろな考え方が頭に去来し、安全に、快適に、効率よくこなすにはどうしたら良いかと、アイディアを巡らせています。
なんでもそうですが、実践しなければ分かりません。
また3現主義といって、現場、現物、現実を直視することの大切さも工場では実感してきました。
そのような観点で、実際にやってみた特記的感想を書いてみました。
トイレの掃除
男性は大小でトイレの使い方が異なるので、トイレの汚れに女性以上に気が付く立場にあることに、今頃気が付きました。
丹念に掃除するというより、毎日こまめに掃除することが大切かと思います。
食器洗い
食器洗い乾燥機は固定観念的に家事のサボリ、また資源の無駄遣いと思っていましたが、機械にやらせる方が、水も洗剤も少なくて済み、環境に優しいことを理解しました。
手洗いだと水はどうしても流し放しになるし、洗剤も食器毎に使いますので、機械化した時のように繰り返し使用は難しいです。
食器の手洗いの感覚を忘れて、退化するとも思っていましたが、私自身が食器を洗っても、直ぐできるということで、この手洗い感覚は大して意味のないこととも思えました。
ということで、置き場所の確保と経済的優先順位の問題はありますが、食器洗い機の購入に心が傾いています。
部屋の掃除
掃除機のタイプによって使い勝手が随分違うものだと実感しました。
以前のがもう寿命がきた感じで壊れたので、掃除機本体とホースや先端が一体になっているものが取り出しやすいし、しまうのも簡単と思って買ったものの、実際使ってみると、確かに取り出すのとしまうのは簡単ですが、本体が一緒なので、ホースさばきが全くだめで、細かいところの掃除がとてもやりづらいです。
また掃除機のコードは邪魔なものですね。
各部屋になんでコンセントが豊富なのか、掃除をしてみて分かりました。掃除機のコードの差し替えをして部屋を回って行くのに、コンセントが適切に配置されていないと、イライラします。
もっとましな掃除機がないかと思って、電機店で見てみると、コードレスの掃除機がありました。電池技術の進歩で実用に耐えられるコードレスが普及し始めたのですね。
このコードレスも、食器洗い乾燥機と同様に次の購入候補として、魅力を感じています。
なお、IT分野が華やかな中で、このような旧来の家事の電化部分に研究、生産の人生を捧げている技術者の心にもこれらの電化製品を見ていると、思いを馳せました。
これらの分野の技術者も生き生きしていることが、物造り日本の将来にも大きく影響するのだなと、改めて各分野の若い技術者にエールを送りたいと思います。
それとこんなことを書いていますが、電化以前の時代に全て手でやっていた我々の親の時代の女性が如何に大変な労働をしていたのか、今になってよく分かります。
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