昨日(11月2日)は13回目のレッスンの日でした。
課題は「アニー・ローリー」をきれいに吹くことと「聖者の行進」への取り組みです。
どの課題曲の場合もそうですが、最初はメトロノームに合わせて、運指やリズムを楽譜通りに吹けるまで練習します。そして最終の仕上げとして、伴奏君(YAMAHAのMDP10)に楽譜に対応した伴奏君のフロッピーを入れて、伴奏付きで吹きます。家では伴奏付きの練習ができないので、これがうまくできるととても嬉しいです。
ところが伴奏の場合はメトロノームのように規則正しい音で知らせてくれるのではないので、「聖者の行進」の場合は前奏がどこで終わったのか分かり難く、うまく入れないことが度々起きてしまいました。
これは、1拍目が休符で2拍目から入るので、その1拍休符のタイミングがうまくつかめないためです。
今までは感でやっても、なんとか切り抜けてこれていたのですが、今回はお手上げです。ところが、書くのも恥ずかしい、とても簡単なことで、これは解決できました。
私にとっては、これでも大開眼的事実ですので、書きますと以下のようなことです。
よく聞くと、伴奏の始めにはドラムのバチ同士を叩くような感じで、今から始めるよといった感じで、2回叩く音が入り、その後同じ音で4分の4拍子で叩く音が入った後に前奏が始まります。そこで、バチの音で、1、2、3、4と拍子をとっておいてそのまま続けて前奏も同じように拍子を足でとっていくと、前奏が3小節あった後、1拍休みがあり、次の2拍目が演奏スタートです。
先生はこんなこと当たり前と思って、教えなかったのかも知れませんが、私にしてみれば今までは前奏は入るところを間違えないようにとそれだけを考えて拍子もとらずにただ緊張して聞いていていたのですから、拍子をとりながら聞けばよいと分かったことは、大開眼なのです。
スラーで小節をまたがって長く延ばす音の時も長さが感でしか分からない(メトロノームの音などで数えることができない)ことを相談したら、楽譜に1拍毎の線を引いておくか、数字をふっておいて、それを見ながら頭の中で拍子をとる訓練をすると良いとも教わりました。サンプルを楽譜に書いていただきました。
また、私の場合、足で拍子をとろうとしても、吹きながらだとすぐ音符の長さに足が連動してしまって、拍子が刻めないと言ったら、サックスは吹かないで、手か足で拍子をとりながら口で歌う練習をすると良いとも教わりました。サックスを吹かない分、拍子をとる訓練に集中できるからだそうです。
私は最近やっとゴルフのスウィングが正しく身に付き始めたことを実感しています。
これもこの6ヶ月、先生が「腕の振りが正しくできることが全ての出発」と言われ、腰を正面に向けたまま腕を軽く振る動作だけでボールを捉える訓練をひたすらやってきたことの結果です。
今まで自分では実現できると思っていなかったボールの捉え方と飛距離、方向性が出てきて、とても嬉しくなっています。
このことから当たり前のことではあるのですが、「愚直な基礎訓練を粘り強くやる」この大切さを再認識している心境だったので、今日教わったような基礎練習の話は素直に聞くことができました。
最近読んだサックスの教本には、以下のような記述もあり、今のところこんな徹底したロングトーンの練習はしていませんが、本当はこんなことが一番の近道なのかとも思います。
呼吸力こそ奏法の最も大切なファクターといっても過言ではありません。そして、その呼吸力を育てる一番重要な練習がロングトーンです。ロングトーンのやり方は、先ず中音域のシの音やソの音をひたすら長く吹きます。音の揺れや、ピッチにも注意を払い、1音につき30分以上やることが理想です。最初はすぐに飽きてしまうかもしれませんが、慣れてくるとランナーズ・ハイならずロングトーン・ハイのような気分のいい瞬間がやってきます。自分ではそんなにたくさんの息を入れていないのに、しっかり楽器とが反響する感じがつかめてきます。(左記の本の24ページからの引用)
今回のレッスンでは終りの方で、「高音がきれいに出るようになりましたね」との話もあり、ちょっぴり嬉しい気持ちにもなりました。