サックス レッスンの記録(19回目は休んで20回目)
今日は20回目のレッスンでした。19回目は休んだので、約1ヶ月振りのレッスンです。
楽器が温まってからチューニングすることにし、先ずC Majorで低音ドから高音ファまで4拍ずつの音出しをして、その後チューニングを各人行いました。
今日は今までの方法とは違って、伴奏君でF♯の音を出し続けて、それに一致しているかを耳で判断するやり方です。今までのように、チューニングメータで短時間合って合格ということではなく、ロングトーンで合い続けなければ合格できなく、一段厳しいチューニングです。私の耳ではなんとなく低く聞こえたので、その旨先生に話すと、その通りだと言われました。
もっと口の両脇を締めて、舌を少し上げる感じで息を出す所を狭くしてみるように言われ、そんな感じでやってみたのですが、一向に合いません。
中音F♯はなんとか合って、今日のところは仕方なくお許しが出ました。
帰ってきてやり直してみて気が付きました。教室では緊張して口に力が入ってリードの振動を殺していたのです。このことは既に2ヶ月も前(昨年11月)に気が付いていたのに、最近家での練習はチューニングをサボって、曲の練習を直ぐ初めていたのですが、そのサボリの結果がはっきり現われて大切なポイントを忘れてしまっていました。
私の感覚では「優しく、ゆっくり息を入れる」と上手くチューニングできるのですが、レッスンではあせって、ますます力一杯吹き込もうとして、全く逆のことをしてしまったのです。私の感覚では「優しく、ゆっくり息を入れる」ですが、人によっては「細く、速く入れる」、「口の両脇を締めて、舌を少し上げる」という感覚かもしれません。見えない口の中の表現なので、全ての人に分かる共通の表現が難しいです。
今日はチューニングに始まって、マイ・ボニーもやりましたが、リズム、音色、曲想表現など、まだまだ未完成であることを自覚しました。
そこで、レッスンが終わって帰ってから再度復習してみましたが、やはり上記したような息の入れ方ができた時にきれいな音になります。また、この吹き込み方でチューニングできている時の音は優しく、透明感のある良い音になります。このことを再認識しました。
過去にやった「アニー・ローリー」や「聖者の行進」はこのような息の入れ方がかなりゆとりを持ってできるようになりましたが、「マイ・ボニー」ではまだまだ肩に力が入って、ゆとりのない、キーキーした音です。
こんなことで、リズム、チューニング、曲想表現に厳しい先生の指摘を受け、やはり基本に忠実に愚直にあせらず練習を積み重ねることが大切ということを、改めて思い知らされた今日のレッスンでした。
そこで、鉄則通り、再度テンポを落として、きれいな音やきちんと拍を数えることなど、基本からチェックしながら、1,000回吹きを続けて行くことにしました。
3月末に、シニアグループの受講生が一堂に会して、お互いの演奏を聞く発表会が開かれることになりました。後1ヶ月、「マイ・ボニー」をなんとかきれいに吹けるようになりたいと思います。
なお、きれいな音作りにこだわった書き込みを続けていらっしゃる「おじさんのサックスさん」のブログで、チューニング再出発のことが最近書かれていますが、今日のレッスンでは私も奇しくもチューニング再出発の体験となりました。
「おじさんのサックスさん」のこだわりが、私の上記のようなこだわりにもつながりました。「おじさんのサックスさん」おかげさまでとても参考になりました。
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コメント
み~ さんへ
仕事も趣味も基礎を継続してやり続けることができる人が大きな成功を納めるのだと思います(また上司風・・・)。
若い頃から楽器に挑戦されているのが羨ましいですが、一生の宝となるように基礎を大切にしてくださいね。
投稿: manchan | 2006/02/24 12:12:50
おじさんのサックスさんへ
お互いの師匠の良いところを吸収できると、総合的に聴いてもらえる音楽を演奏できるようになるのかもしれませんね。
今後もよろしくお願いします。
投稿: manchan | 2006/02/24 12:01:18
manchanさんや、おじさんのサックスさんを見ていると
とても練習熱心で、研究熱心なので頭が下がります~。
私も負けないようにがんばらなければ~とは思うのですが、
まだまだ”音が出る”状態がうれしいレベルで
基礎を置き去りにして、曲の練習がやりたくてしょうがないです(; ̄ー ̄川 アセアセ
スポーツも音楽も、基礎なくしては上達しないと思いますので、基本第一でがんばりたいなと思ってますく( ̄△ ̄)ノガンバレェェェ!!
基本姿勢としては「楽しくぼちぼちやりましょう♪」ってところです(^^)
投稿: み~ | 2006/02/23 22:29:14
いえいえ、こちらこそ、本当にmanchanさんには助けていただきました。
私は丁度レッスンを受けるようになって1年、
manchanさんから良い意味での刺激も沢山いただくことができました。
これからもよろしくお願い致します。
投稿: おじさんのサックス | 2006/02/23 14:46:50