いろいろな曲想のマイ・ボニー
相変わらずマイ・ボニーを中心に練習しています。
その中で、基礎訓練も兼ねてやっているのは、
①中音「レ」や「ミ」が出し難く、チューニングでは高音側にずれやすく、特に中音「レ」は疲れてくると喉を絞めてしまい異常音になりやすいので、これを中心にロングトーンを行って口に息の入れ方を覚えさせる。
②きれいなタンギングを繰り返し訓練の中で覚える。
です。
リズムは、通常のテンポを20遅くして、これでキチンと拍を数えてリズムが合うことを確認してから、少しずつテンポを上げて、どんなテンポでもリズム感が狂わないようにして行くことに取り組んでいます。
難題は曲想を付けることです。
ザ・ビートルズのCDではイントロ部としてスローテンポのいわばクラシック調のマイ・ボニー、その後にアップ・テンポな、家内に言わせれば騒音でしかないロックのマイ・ボニーが歌われています。しかもロックのマイ・ボニーも一番目と2番目では違う曲想です。
My Repertoryに付属しているMIDIの伴奏は2拍目と4拍目に強いドラム音があり、これに合うのはこのロックのマイ・ボニーだと思い、私もロックに挑戦してみようとして今までやってきました。しかし、これにはサックスの方も大音量で、タンギングもきれいにし、強弱も大きくつける、アドリブも入れるとかが必要のようで、現在のところは私の技術が付いて行かず、まさに騒音になるのでギブアップの状態です。
一方、スローテンポだとドラムの伴奏にそぐわないので、現在はちょっと洒落た感じの唱歌風マイボニー???を追求していますが、今のところ平面的なマイ・ボニーからなかなか脱することが出来ていません。運指、リズムが合っていても、「恋人は海の彼方に」といった雰囲気のマイ・ボニーが吹けるようになるまでには、まだまだ練習が必要で、1.000回吹くまでには吹けるようになりたいと思います。
この後に掲載されている、スワニー河(故郷の人々)、エーデルワイス、ダニー・ボーイでは誰が歌ってもそんなに差がない曲想になると思いますが、マイ・ボニーはいろいろな曲想で歌われてきているようです。
リズムが難しく、曲想を付けるのも難しいこのマイ・ボニーがMy Repertoryの冒頭にあるのは、後で振り返るといいのかもしれませんが、私は大苦戦しています。
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