実践的なチューニングとロングトーンのやり方に気が付きました
マイ・ボニーに出てくる各音階についてロングトーンをやって、それぞれの音がチューニングできているかを確認しています。
いつも練習に疲れてくると、中音「レ」の音が異常になることが多いことから、先ず中音「レ」の音を何回も確認しました。アンブシュア、息の方向、喉の開け方などで微妙にチューニングメーターが振れます。
ネックの曲がり部分に向かって、リードとマウスピースの隙間を狙ってお腹から息を吐き出して丁寧に息を入れる感じで吹くと良いのが分かるのですが、これが演奏の流れの中でもできなければなりません。演奏中は中音「レ」のように出難い音になると、無意識に口や喉に力が入ってしまい、単音のロングトーンのようにできなくなってしまうようで、これの克服が課題です。
今まではロングトーンと曲の演奏は別々のメニューとしてやってきたので、ロングトーンではチューニングにこだわっても、曲の演奏になるとチューニングのことが頭にありませんでした。
お恥ずかしい限りですが、今になってやっとこのまずさに気が付きました。
中音「レ」がきれいに大きな音で吹けることはマイ・ボニーの曲を表現する上でとても大切です。
先回のレッスンで、ロングトーンは拍を数えてやるのではなく、一つの音に対してお腹から息を吐き出し尽くすまで吹き続けるやり方が効果的だと教わりました。これを曲に使われる音について重点的にやると、今まで演奏していて出しにくかった音も徐々にきれいに出せる方向に向かっていく感触を得ることができました。
ロングトーンでこれを十分やった後で、マイ・ボニーのテンポを遅くして、吹きながら確認すると、だんだんうまくきれいな音が出せるようになっていると実感できます。こうしてみると、今までは出難い音ほど肩に力が入って、口先で力一杯吹く感じになっていたことにも気が付きました。
今まではロングトーンを独立させて、基礎訓練なのでつまらなくても我慢してやらなければならないものと考えてきましたが、曲の中で問題な音について重点的にロングトーンをやると飽きも来ないし、曲の演奏もきれいになるので、とても効果的で、私に合った練習法です。
この練習で、基礎を大切にした練習の大切さが自覚でき、数週間続けたがむしゃら練習のまずさを反省しています。
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コメント
TiTiさんへ
相変わらずマイ・ボニーにこだわっていますが、未だに出口が見えません。
ある日パッと開けてくる日を夢見てやっています。
投稿: manchan | 2006/02/26 19:49:28
Manchanさん こんばんは
今、ロングトーンに気づかれてやられるのはすごくいい事だと思います。
曲の練習に集中してしまうと、基本がどこかへ行ってしまっていることがあります。
私なんか、曲ばかりやってたんで、だんだん音がショボくなっていってました。
そのように、しっかりロングトーンをされると楽器もドンドン鳴るようになってくると思います。
本当に頑張られてますね。
私も気合入れて練習します。
ちなみに、私は今日、近くの公園で練習してきました。
結構、散歩をされている人とかに見られて恥ずかしいのですが、これも練習のひとつを思ってやりました。
投稿: TiTi | 2006/02/25 23:06:37