基本に戻って「マイ・ボニー」の練習を続行しています
1,000回も吹けばそのうち何とかなると思い、通常のテンポで練習してきたマイ・ボニーですが、レッスンで音程、リズムの正確性、曲想表現の基本的なことに多くの欠陥があることを思い知らされ、テンポをずっと遅くして丁寧な練習の再構築をすることにしました。
このように反省してやり直そうという気持ちにさせられるので、やはりレッスンでの指摘が貴重です。
以下の4点について、徹底的にやり直そうとしています。
①各音階の音を正確に出すこと(チューニング)
②音がきれいであること(私の感覚では優しく、透明な音)
タンギングを改善して各音の出だしの切れをよくすることも課題です。
③リズムを正確に取ること
テンポを遅くすると、リズムがずれるとはっきり分かるので、正確なリズムを刻む訓練にとても役に立ちます。足とかできちんと拍を数えながら、丁寧にリズムをとる練習をしています。
④強弱のメリハリをつけた演奏
先生からは、付点4分音符のところを均一の強さで吹くのではなく、出だしを強く、その後は弱くなるような吹き方にするとスピード感がある演奏になると教わりました。ミーレーではなく、ミィィレェェといった感じです。アップ・テンポな吹き方ということなのでしょうか。
テンポを通常より、20遅くして、これらをきちんと確認しながらマイ・ボニーの繰り返し練習をしています。
これだけをやっているとつまらないので、時々通常のテンポに戻してみると、不思議なことに、通常のテンポで何回練習しても出来なかったことが出来るので、不思議です。
このことは分かっていたのですが、マイ・ボニーはたまたま運指が易しかったので、直ぐ通常のテンポにして練習していたのが結果的に失敗でした。
通常のテンポで速い曲を吹くと、一見リズムが合っているかのように思いますが、この練習方法は一番まずいやり方ですね。
この点もゴルフ練習とよく似ていて、ゴルフでも直ぐフルショットでボールを飛ばす練習をしたくなりますが、本当は小さなスウィングや短いクラブで正しい体の動きができるようになることを徹底的にやることが基本です。ところがこの練習はつまらないので、直ぐクラブを振り回したくなって、結果として下手を固定する練習になってしまいます。今はプロの適切な指導のお陰で、このつまらない練習を楽しんでやれるようになりました。
自分の演奏でリズムが合っていないのを公開してしまい恥ずかしい限りですが、練習に励み、改善版を早くアップできるようにしたいと思います。
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