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2006.02.18

マウスピースを咥える位置について新発見

マイ・ボニーの1,000回吹きにチャレンジしています。
リズム感が身に付いているかも確認するために、テンポを速くしたり、遅くしたりして、追随できるかも確認しています。
今までで、100回は吹けたと思います。

時々録音も聞いて、確認していますが、課題と思われることは、
1.各音の出だしがきれいでない(一瞬「プッ」といった感じになって、「プー」と自然な出だしになっていない)。これは特にビートを利かせようと強い音をスパッと出したい時に上手くできません。
2.音の切れが良くない。音と音の間がスパッと切れていない感じです。
3.音はもっときれいにしたい。機械音でなく、人間のきれいな声に似たような音に。
です。これができて、4ビートで、2拍目と4拍目のドラム音にマッチしたリズム感あふれる演奏になると、聞けるものになるのだろうと、思います。

この課題をを改善すべくいろいろやってみて、気が付いたことは、
1.タンギングがまだまだ未熟です。いわゆるタッチ&リリースに切れがないので、音の切れがきれいでないのです。
この改善のために、舌の動きに注意しながら吹いているのですが、なんどもやっている内に、舌の力を抜くことが大切と気が付きました。「タンギングをやるぞ」と構えるのでなく、舌の力を抜いて、サラッとやると良いのではと思い、これを当分追求してみようと思っています。
2.音の出だしの改善は、マウスピースに力のある息を均一にブレなく入れていくということかなと思いチャレンジしていますが、なかなかきれいになりません。
やっている内に気が付いたのですが、ほんの少しマウスピースを咥える位置を先端の方にして、ネックの曲がり部分に向けて細く、力強くお腹から息を吹き込むと改善される方向のようです。音全体もこれの方がきれいになると感じています。
さらに、この方法にしたら、ベルに水がたまらなくなりました。今まではやたらたまっていたのです。どうも今まではマウスピースの咥え方が間違っていたのかもしれません。

録音して聞きながらの1,000回吹きはとても根気が要る作業ですが、始めてみるとこのように意外に効果的なようです。
単純なロングトーン、タンギング、スケールの練習も大切とは思いますが、録音を聞きながらの曲の1,000回吹きは、自分で聴きたい曲になっているかということが感覚的に分かるので、初心者でも良いかダメかが簡単に判断できるというメリットがあります。

また、テンポを遅くして練習するのは、やはりきれいな音出し訓練の鉄則だなと再認識しています。速い曲を速いなりに練習すると、曲の追従に一生懸命になってしまって、音出しへの意識が希薄になってしまいます。

Posted by manchan |

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コメント

charlenepurple さんへ
私は師匠から、人の音も聞きながら吹きなさいと言われ、エッそんなことできるの、と思いましたが、訓練するとできるようです。アンサンブルで全体のリズムに合わせること、一方で他の人の間違いにつられてしまわないことを目指してやっています。

投稿: manchan | 2006/02/19 5:49:30

グループレッスンでしたが、人のを聞いていると欠点が良く解りました。
タンギング、スラー、音量、リズム。
咥える位置も確かにありますが、無意識に大体同じ所です。
唾の溜まりは3,4時間演るとどうしてもそうなります。

投稿: charlenepurple | 2006/02/18 23:37:12

み~さんへ
今日は土曜日。しっかり寝ダメしたのかなと思いました。
私の方は1,000回にこだわってチャレンジ中。いろいろ分かってきて何時までも吹いていたい気持ちです。

投稿: manchan | 2006/02/18 20:52:24

今日のレッスンで初めて、「マイ・ボニー」を伴奏君に合わせてやりました~。
難しいかったです(; ̄ー ̄川 アセアセ

今日、MyRepertoryの伴奏FDも取り寄せるように手配しました。

マウスピースを咥える位置を少し浅くしてみました。
今日はスタジオレッスンだったせいもあるのか
水はたまりませんでした(^^)

投稿: み~ | 2006/02/18 19:30:40

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