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2006.03.30

サックスの発表会が終わりました

昨日はサックスの発表会でした。
シニアクラスの生徒だけの発表会で、長い人でもサックスを始めて2年位の人です。
最高齢は75歳を過ぎてサックスを始めた人で、この歳でチャレンジするのは素晴らしいことだと思います。
私はマイ・ボニーを約1500回も練習したので、運指やリズムこそ間違うことはありませんでしたが、やはり上がってしまい、喉から搾り出すようにしか息が出なかったのには参りました。
吹き始めるとだんだん上がってきて、息が出難くなるのが自分でも分かりますが、どうにもできません。それで、曲想は十分表現できたとは言えず、ちょっと悔いが残りました。
始める前に音出しをしたのですが、高音ミ、ファがやはり単独では出ません。家ではかなりうまく出るようになっていたのに、これも上がった結果、喉に力が入った結果だと思います。
他の人は楽に出していたので、私は特に上がり症がひどいのだと思います。

この上がり症、対策を真剣に考えてみようかと思い始めました。

発表会そのものは、間違うのもご愛嬌といったことで、和気あいあいとした雰囲気の中で進行しました。だから何も上がることはないのになあー・・・・・・

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2006.03.29

団塊世代は銀の卵?

リタイア後も現役時代に読んでいた「日経ビジネス」を相変わらず購読しています。といっても余り読みませんが。
その3月13日号の特集が「銀の卵 団塊を棄てるな」で、団塊の世代の大量定年を控えて、再雇用などの定年後の働き方について、いろいろ書かれていました。
その中に「あなたは60歳以降も必要な人材ですか」という「再雇用適性の自己診断表」が掲載されていました。24点満点で、20から24点:会社に欠かせない貴重な人材、13から19点:有力な戦力として会社に残って欲しい人材 とかとされていました。
改善力、柔軟性、積極性、バイタリティー、ストレス耐性、謙虚さ、管理能力、人材育成力、組織連携力、計画力、判断力、反省力 それぞれに2点ずつ割り振られていました。
最近買った本ですが、「団塊の世代「黄金の「十年」が始まる」(堺屋太一)というのがあります。30年前に「団塊の世代」を買って読みましたが、先日本を整理していて、この本を見つけたので、今度買った本と合わせて再度読んでみようと思います。

少子高齢化時代の中で、シニア世代がどう働き、社会に貢献するかが日本全体にとってとても重要な課題になりつつあります。
私は団塊の世代より少し前の世代ですが、リタイア前には計画に無かったサックスが、始めてみるととてもチャレンジし甲斐のある面白いものだと分かり、目下のところはこれにはまって、働く気持ちがどこかに行ってしまっています。
上記の自己診断表で見ても、私自身もまだまだ働けると思いますし、このままで良いか多少の迷いはありますが、しばらくは現状を継続するつもりです。

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2006.03.26

高音レ、ミ、ファのロングトーン練習での新たな気付き

オクターブキーと左手サイドキーを押しての高音レ、ミ、ファは最近習って、レッスンの最初に音出しをやらされるのですが、これらの音は運指も安定しないし、今のところ使うこともないので、家では真剣に練習していませんでした。
しかし、この音出しで毎回よく間違うので、少しは真面目に練習しておこうと思って、ここ数日これらの音のロングトーンも練習を始めました。

ところがこの練習が思わぬ発見につながりました。
レミファと続けて音を出すと上手く鳴るのですが、ミ、ファを単独で出そうとすると、上手く音が出ません。いろいろやってみて、これらの音は喉を締めず、狙いすました感じで細い息を方向がぶれないようにしっかりアンブシュアをして吹き込んでやらないと鳴らないことに気が付きました。チューニングも高低音にぶれやすく、本当に狙いすました息の入れ方をしないとうまく合いません。
このことに気が付いたので、それではと思い、そのアンブシュアの形のまま中音レ、ミを吹いてみると、音程もうまく合い、またよく鳴るようです。
これがいわゆる音のツボなのかもしれません。
しばらくこの高音レ、ミ、ファのロングトーン、タンギングを試みてから、マイ・ボニーの練習に移ると、とてもサックスがよく鳴るようにも思います。
つまり、私のアンブシュアや息の入れ方は、今まで必ずしも適切でなかったのではないかと、この高音レ、ミ、ファのロングトーンで気が付いたのです。

ところが、このアンブシュアでタンギングをしようとすると、素早いタンギングがとても難しいです。相当の訓練をしないとタンギングができないことも実感しています。とすると、今までのタンギングは間違っていた????
しばらく、この高音ミ、ファのロングトーンとタンギングの練習を続けて、どんな変化が現れてくるかを試してみようと思います。

こんなことから、基本通り、全ての音のロングトーンを根気よく続けることの大切さを再認識しています。これを通して音出しがもう一段進歩しないと、マイ・ボニーも今以上に進歩できないのだと思います。

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2006.03.24

再びマイ・ボニーを恥ずかしながら掲載

マイ・ボニーの練習は約1,300回を越えましたが、一向にうまくなりません。
これ以上は1曲を何時まで練習しても上手くならず、総合力が付くまではもう限界かなと諦めかけています。
最近注意して練習したのは、以下です。
①音程が高い方に外れて、音が出難いオクターブキーを押しての「ミ」「レ」の重点的なロングトーン。この音がマイ・ボニーではよく使われているので、これをきれいに出すことが課題と思いました。
チューニングメーターと睨めっこしながらロングトーンをすると、確かに楽器がよく鳴るなという感じのところでチューニングメーターの緑色LEDが点灯して音程が合うので、その時の息の入れ方、アンブシュアを身体に覚え込ませるようにしました。一音だけのロングトーンだと合うのですが、ソミーといったように、他の音と続けるとまだまだ高音側に外れやすいです。
②切れの良い、素早いタンギングは注意しているのですが、なかなか上達しません。
③テンポを+5早くして吹いて、だんだんテンポを落として通常のテンポで吹く練習。これで、通常のテンポを落ち着いて吹くことができるような気がします。

メイヤーのマウスピースを購入してからは、このマウスピースをずっと使ってきたのですが、今日は久し振りにセルマーのマウスピースでも吹いてみました。
セルマーだと息の通り道も狭く、吹いていても小さな音で頼りなげに聞こえるのですが、録音してみると不思議なことにメイヤーとほとんど変わりません。
サックスを吹いている時に自分の耳に聞こえる音はどうも他人に聞こえる音とは違うようです。
このことはまだ自分ではよく分かっていないのですが、今後も録音しながら、この聞こえ方についても感覚を磨いて行こうと思います。
マイ・ボニー(マウスピース:メイヤー5MM、リード:Rico JAZZ SELECT 2H)

マイ・ボニー(マウスピース:セルマーS90 180、リード:Rico JAZZ SELECT 2H)

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2006.03.21

3月度料理教室

20日(月)は料理教室でした。3月始めの定例日が都合が悪かったので、20日に振り替えて受講しました。そのため何時もの講師とは違う講師に教わりましたが、どんなものでも教える人はそれぞれの個性があるものだと、また思いました。
今回は
・五目ずし
・ささみとみつばのすまし汁
・きゅうりのむらさき漬け
を教わりました。
糸のような「錦糸卵」を作るために薄い玉子焼きを作るのですが、各人1枚ずつ作る実習をしました。いろいろなこつがあり、このようなものは教わらないと分かり難い料理法です。
変わったところでは、「結びみつば」といってすまし汁の中にいれるみつばの細工方法も教わりました。
すしメシを作るのに、合わせ酢を混ぜてからうちわで扇いで人肌程度に冷ます作り方の工夫には感心しました。合わせ酢を入れた直後はベトベトのメシになるのかと心配しましたが、うちわで扇いでいる内に程よいすしメシになりました。
母や家内のうちわで扇いでいる後姿は見てきましたが、はじめてその意味を体験で知りました。

「基本料理の会」も後1回でめでたく終了です。
まだ家で作る気持ちはほとんど起きないのですが、次の1年は「洋風・中華の会」を受講することにしました。

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2006.03.19

タンギングと音色の改善が課題です

何回マイ・ボニーを練習して、録音しても著しい改善がみられません。
どうも基本的な奏法の改善が必要のようです。

そこで、以前から参考にさせていただいている「アナザーユーさんの Jazz ページ」に掲載されている「レッスンノートの第2回」に公開されている「アルトサックスソロ曲集の音源1027」を聴いてみました。ここは何回も聴かせていただいているのですが、改めて聴いて私の録音と比較してみると、タンギングと音色が全く違っていて、私は足元にも及びません。
アナザーユーさんの「レッスンノート(2)」に、音楽教室で習った時のメモが掲載されていますが、

・タンギングで音を発するのではなく、タンギングで切る
・息のコントロールで音色をつける
・音の出だしで、ダッ、とにごらない
など、まさに私の今の欠陥が指摘されています。

これらは基本的な問題で、相当意識した改善練習が必要のようです。
グループレッスンでは、このような細かな改善を指導していただくには限界があり、アナザーユーさんのように、丁寧に音源やレッスンのポイントを公開していただいていると、とても参考になり有り難いです。

アナザーユーさんはもう8年くらいサックスに取り組まれているようですが、私は未だ1年にも満たないひよこ、吹奏楽部で言えばまだ1年生なので、まだまだ先は長いと思って練習しようと思います。

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2006.03.17

まだまだですが、1,000回練習後の演奏を公開します

既に1,000回以上マイ・ボニーを練習しました。
それでもまだまだ満足できる状態ではありません。
でも、この1,000回を意識した練習では、今まで気が付かなかったことが随分自覚できました。
①十分吹き込んで演奏にゆとりが出てくると、アンブシュアや息に注意が向き、きれいな音作りを意識できる(逆に今までは楽譜を追うのに精一杯で、肩に力が入った練習をしていたと反省)。
②タンギングも同様にゆとりが出てくると、落ち着いてやれるようになるようです。
③音の強弱を付けるのは思った以上に難しい。まだまだ練習しなければなりません。
④サックスを鳴らしてやることが大切ということが少し分かってきました。これも演奏にゆとりが出てきたことから、息の入れ方に注意が向く中で実感する時があるのですが、力を抜いた息の入れ方だと思っても、意外とサックスがよく響いてくれる感じがすることで実感しています。
この感じを大切にしたロングトーンの練習が大切なのだと思えてきました。

マイ・ボニー(1,000回以上練習後、メイヤーのマウスピース、リードはRico JAZZ SELECT 2H)
聴いてくださる時は、続けて2回聴いていただけると有り難いです。1回目のデータが記憶されるためか、2回目からスムースに再生できるようです。

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2006.03.16

安西マリアの「マイ・ボニー」をWebMoneyで購入

今練習している楽譜に付随しているMIDIデータの伴奏(2拍目と4拍目にドラム音が入る)に合ったマイ・ボニーを求めて、以前ザ・ビートルズのCDを買いましたが、このマイ・ボニーは確かに2拍目と4拍目にドラム音が入るロックで、聴く分には良いのですが、私の今の技量で吹ける曲想ではありません。ジャズ用のマウスピースでガンガン吹けないと出せない曲想と思います。
また、このザ・ビートルズのマイ・ボニーは家内には理解できる曲想ではなく、騒音にしか聞こえないとのことなので、たとえ吹けたとしてもシニア仲間の中で理解されるかという問題もあります。ガンガン乗り乗りの曲も私は良いと思うのですが。

そこで、またネットで調べていたら、安西マリアが歌うマイ・ボニーがあることを知りました。
早速試聴したところ、イントロ部のマイ・ボニーが流れ、私の聞きたいリズムのマイ・ボニーがまさに始まろうとする直前に試聴は終りになっています。
それで、どうしてもこのCDが欲しくなり、今回は初めてWebMoneyでの購入をしてみました。
近くのコンビニに行ってWebMoney 1,000円分を購入し、そのプリペイド番号でマイ・ボニー 1曲150円を購入しました。
これをCDに焼いてコンポにかけて聴いたところ、これが正に私でも吹ける可能性がある曲想のマイ・ボニーで、シニア層にも音楽として理解してもらえそうな曲想です。
これを何回も聴いて頭に叩き込み、この曲想で歌いながら吹けるようになることを目指して、もうひと踏ん張りしてみようと思います。

コンビニの端末に触れるのもWebMoneyを使うのも初めての経験でしたが、なかなか便利なものだと感心しました。

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2006.03.15

優しい音出しの練習

マイ・ボニーの練習は既に1,000回を越えました。しかし、まだまだのレベルです。
自分ではそのつもりで吹いているのですが、録音してみると思ったようにはなっていません。
①音の強弱をつけているつもりなのについていない
②音がきれいでない(CD等で聴く、まろやかな音の響きでない)
③相変わらず、出だしの音がきれいでない(タンギングにキレがない)

録音してみて気が付いたのですが、少しゆとりを持った息の入れ方にして、耳には弱い音に聞こえたものが、意外にも弱い音になっていません。
そこで気が付きました。
初心者は音を出そうとして、目いっぱい息を入れようとしていますが、腹の底から出ている力強い息の支えがなく、実際には楽器は鳴っていないのではないかと。
先日のレッスンの帰りがけに、先生が「ロングトーンの練習では楽器を鳴らしてやることが大切」と難解なことをいわれたので気になっていたのですが、無理やり音が出るのではなく、楽器が鳴りたくてなっているような息と合体した本当に共鳴している音のことなのかなと解釈して、こんな鳴り方になっているかを気にかけながら練習することにしました。

それで、今は以下に留意して練習しています。
①従来以上に口でマウスピースをしっかり咥え、喉を開いて、腹の底から息を丁寧に入れる。
自分の耳には少し弱い音に聞こえますが、どうもこれがサックスの本来の音のようなので、録音再生を繰り返して、自分の今までの誤解の感覚を修正しなければならないと思っています。
②このような息の入れ方で出来る限り小さな音もきれいに出せるようにする。
従来何時もフォルテやフォルティッシモで吹いていたのかもしれないので、通常の音の強さの感覚を変えてみようと思います。
②時々、テンポを+5、+10に上げて練習して、また通常のテンポに戻す。これをすると、通常のテンポがえらくゆっくりの感覚になりますので、落ち着いて、丁寧な息入れに集中することができるようになりました。

マイ・ボニーは1,000回吹きを越えましたが、しばらくこの練習を続けます。

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2006.03.13

中音「レ」、「ミ」を重点的にロングトーン

速いテンポで練習した後、通常のテンポに戻すと、吹くことそのものには随分ゆとりが生まれていますが、マイ・ボニーがどうしてもきれいに聞こえるようになりません。
自分の自覚としては以下です。
①音にゆとりがない。サックスのCDなどを聴くともっと丸みのあるいい音でなければならないと思います。
②音の強弱を付けているつもりなのですが、聞いてみると付いていない。弱い音をきれいに吹けないので、全体ががなりたてているような音になっている。
③タンギングがきれいでないためだと思うのですが、音の出だしがきれいでない。
④中音「レ」、「ミ」の音が特に良くない。曲の出だしは、ソミーレードレードーラソミーーですが、この「ミーレー」のところで特に力が入って、良い音になりません。
これが改善されないといくら1,000回吹いても良くなりそうもありません。

それで、今頃になって繰り返し吹くのをひと休みして、以下の練習をすることにしました。
①オクターブキーを押して吹く中音「レ」、「ミ」はもともと出難い音で、チューニングも合い難いです。そして曲の出だしでこの出難い音を吹くので、肩に力が入ってしまって、その後もこれに引きずられて、肩に力が入ったままのゆとりのない演奏になっているように思います。そこで、肩の力を抜いて、ネックの中心部に向かって息を入れる感覚でこの中音「レ」、「ミ」のロングトーンを再度徹底的にやってみることにしました。
②音に丸みがないのも、弱い音をきれいに吹けないのも肩に力が入った息の入れ方が大きく影響していると思うので、この中音「レ」、「ミ」がもっと楽に出るようになると、全体も改善されると期待しています。
③タンギングは舌のかなり奥側でビシャッとやっている感じなので、もう少し舌の先端の方で鋭角的にやって切れをよくする訓練をしたいと思います。

ロングトーンをやったのと同じ息の入れ方で、曲の中で中音「レ」「ミ」を出す練習をしてみて、今までロングトーン単独の練習と曲の中とでは息の入れ方が微妙に異なっていたことにも気が付きました。ロングトーンを独立して、別物の練習としてやってきたのがいけなかったのかとも思います。
ゴルフでも基礎練習と実際のスウィングのつながりは適切に教わらないとつながっていないことがあり、いくら基礎練習をやってもうまくならないということがありました。
サックスもこんなことにならないように注意が必要だと、つくづく思います。

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2006.03.12

早いテンポで吹く練習

今までは、遅いテンポから練習を始めて、その曲の通常のテンポになるまで1段階ずつテンポを上げていく練習をしていました。
その練習をしていて気が付いたのですが、通常のテンポで吹けるようになってから、遅いテンポに戻して吹くと、より落ち着いて丁寧に吹けます。
このことから、それでは通常のテンポを通り越して、もっと早いテンポで吹く練習をしたら、通常のテンポを落ち着いて吹けるのではないかと思いつきました。
これがうまく行くなら、曲想の作り込みや発表会の時のアガリ対策にもなると思ったのです。
そこで早速テンポを+10まで順番に上げていって吹いてみました。
1,000回近く練習すると、テンポを上げてもなんとか吹くことができることを実感しました。
これでしばらく練習して、その後通常のテンポに戻して、より丁寧に吹いてみようと思います。
早いテンポで吹いたものを添付しました。
録音してみると、不思議なことに伴奏音が小さくなっています。サックスの音とピッチが合っているのか、サックス音で吸収されているみたいです。

音源:マイ・ボニー(通常のテンポより+10早くして演奏)

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2006.03.11

メイヤーのマウスピースを購入

niftyのブログシステムが半日以上ストップしてしまい、更新やコメント送信が出来ない状態だったのですが、やっと回復しました。ヤレヤレです。

今になってマウスピースのティップ・オープニング、つまりリードとマウスピースの先端の開きの幅の違いと吹きやすさや音量等の関係を知りました。
一通りは知っていたのですが、ESMを使ってみて余りの違いに戸惑い、ちゃんと調べました。
・セルマーS90 180   1.47mm(最初に楽器に付いていたもの)
・ESM ジャズ 6*    2.03mm(先日購入したもの)
・メイヤー 5MM     1.83mm(今回購入したもの)
そして、マウスピースを変える時、このティップ・オープニングが0.3mm以上離れると、違和感が大きすぎて直ぐには吹けないのだそうです。それを無理に吹こうとすると、変な癖がついてしまうことまであるそうです。
道理でESMを吹こうとすると難しい筈です。今までとは違う感覚で腹の底から大量の息を効率的に入れることが出来ないと吹けない感じで、異常音の連発で途方にくれていました。
ただ、諦めてセルマーに変えると、一気に楽になりセルマーがゆとりを持って吹ける効果はありました。今のところ、私の腹式呼吸訓練用といった感じです。
そこで、セルマーとESMの中間のマウスピースがどうしても欲しくなり、メイヤーのマウスピースを買ってしまいました。マイ・ボニーをなんとか先生が奏でたものに近付けたい一心からです。
以下の宣伝文句にコロッとその気にさせられました。

ジャズ・ポップス系のアルトサックス奏者であれば、間違いなく一本は必ず持っている超定番マウスピースです。アルトを始める方は、まずこれを買いましょう。暗く太いサウンドでストレートな立ちあがりが魅力。
早速吹いてみましたが、これだと普通に吹けます。

マイ・ボニーの曲想がどうしてもうまく表現できないので、このようにマウスピースの交換にまで発展してきたのですが、なかなかロックのマイ・ボニーがマスターできません。
もっともっと躍動感のあるマイ・ボニーを吹きたいです。

マイ・ボニー(約850回練習後、メイヤーマウスピース使用)

mp3ファイルへのエンコードの時のデータ圧縮率の関係か、2回目からきれいに再生できるようですので、2回続けて再生していただけると有り難いです。

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2006.03.09

サックス レッスンの記録(21回目)

今日は21回目のレッスンでした。3月末にシニアクラスの人達が一堂に会して発表会をすることになり、今日はそのための曲のレッスンでした。
今まで習った「アニー・ローリー」、「茶色の小瓶」、「マイ・ボニー」を私達のグループの3人がそれぞれ吹くことになりました。私はマイ・ボニーを希望しました。
750回以上練習したマイ・ボニーですが、やっぱりレッスンでは上がりました。レッスンでこんな上がり方をするので、本番はどんなことになるのやら・・・・・、練習をさらに続けて平常心を保つ訓練をするしかありません。

ところで先生の模範演奏の音、リズム、曲想の素晴らしいこと、どうしたらこんな音が出るのだろうと、自分の非力をまざまざと自覚しました。
私のような力みのある音の響きはなく、長く伸ばす音も全くゆらぎがなく、きれいな音です。
私のマイ・ボニーは元気よく歌っているだけのマイ・ボニーだそうで、もっとスピード感があるマイ・ボニーにすると良いとのこと。一つひとつの音をタンギングをきれいにしてスパッと出すことと、その後音を緩める吹き方をするようにとのことでした。
自己陶酔してがなりたてている私のカラオケの歌い方と同じ状態ということになり、カラオケで指摘されることと似ているので面白いと思いました。

今日は先生の模範演奏との差を今まででになく大きく感じました。先生に使われているマウスピースをお聞きすると、ジャズ用とのことで、先生は大音量をきれいに出されます。それで、しばらく本式には使う気になっていなかったESMのマウスピースを早急に使いこなしたくなって、帰ってから練習してみました。
ESMの方が音の大きさに変化を付ける幅が広いので、ジャズにアレンジされたマイ・ボニーをそれらしく吹けると思ったのです。
ESMで先生のようなゆとりのあるきれいな音を出そうとすると、肩の力を抜いて腹の底から息を出さなければなりません。身体を鍛えなければと実感する点で、正にESMのマウスピースはサックスが体育会系だと実感するマウスピースですが、力みがあるときれいな音が出ません。これもゴルフスウィングと似ています。
発表会まで後20日位しかないのですが、ESMのマウスピースを使いこなして今日聴いた先生の模範演奏に少しでも近づきたいと、新たなファイトが燃え出した今日のレッスンでした。

きれいな音を出すためには、十分な息の量で楽器全体を鳴らしてやる意識でロングトーンをすることが大切とのことでした。納得です。

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2006.03.08

マイ・ボニー 約750回練習しました

マイ・ボニー 1,000回吹きに挑戦を続けていますが、500回を過ぎた頃から、吹くことには余裕が生まれ、きれいな音出しや曲想の作り込みに注意が向くようになりました。
肩の力もいつの間にか抜け、1,000回吹きに挑戦を始めた頃には気が付いていなかった効果に気が付き、1,000回吹かなければならない意味が分かってきました。
今までは、間違わずに吹くことに注意が向き、間違わずに吹けると卒業ということでやってきましたが、これでは肩に力が入ったままの状態が継続して、楽譜をなぞるだけで、曲を吹くというところまで行っていなかったのだと気が付いたのです。

約750回吹いた頃の演奏をまたまた恥ずかしながら公開しますが、演奏中に自分の耳に入る音では良いと思っても、このように録音してみると相変わらずまだまだだと実感します。
タンギングにも随分注意はしているのですが、まだまだ切れがよくありません。
また、音の強弱も付けているつもりなのですが、録音してみるとイマイチです。いろいろな音量でのロングトーンを徹底的にやらないと音の強弱の表現力は出てこないのかな・・・・・・ 小さいきれいな音を出すのが難しいです。
この演奏はアルコールも少し入って、自己満足で自分では乗って吹いたのですが、録音すると上記のようにイマイチで、後250回でどんな進歩をしてくれるのか・・・・・

マイ・ボニー(約750回練習後)

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2006.03.06

片付けた場所が思い出せない・・・ 歳のせい??

リタイアして「主婦にも定年がある」とかの声もあり、徐々にではありますが、自分のことは自分でという行動様式に変えようとはしています。
この中で、最近特に自分で呆れるのが、「片付けた場所が思い出せない症候群」です。
大切な書類、保存しておきたい書類を従来のように机の片隅に積み重ねておく習慣を改め、どこかにしまうのですが、しまう行動を起こしたまでは覚えているのですが、最終的にどこにしまったかがなかなか思い出せずに、大慌てした事例が最近よく起こっています。
本来、『置き場を決めて、表示をして、決めた通りに片付ける』が基本ということは、現役時代に習ってきたことです。ところが、我家の中はまだこのような片付けのルールを作っている途中なので、その都度自分で判断して適当にしまっています。ところがしまったところを直ぐ忘れるのにはびっくりします。
自分が片付けたことは自覚しているので、家内にまでとばっちりが行くことはないのですが、二人しかいない我家の中で、自分が片付けたと信じ込んでいる場所にないとなると、疑いたくなるのはもう一方の住人です。
面白いことに、ようやく思い出して探し出してみると、なくしてはいけないと思うためか、片付ける時はもう一歩踏み込んで、さらに奥にしまうとかしています。そのことをすっかり忘れてしまうので、最初に置こうとした場所までしか思い出せないのです。

いつも見つけ出してから苦笑いですが、このもう一歩踏み込んでなくさないようにしまい込むのも歳のせいかもしれません。母の晩年の頃の行動となんだか似ています。

今までのところ探し物はでてきているのでなんとかなっていますが、重症にならないうちに、基本通り『置き場を決めて、表示をして、決めた通りに片付ける』収納システムを作り上げねばと思っています。
それで、毎週「収納改善の日」を一日決めて実施することにしました。まだ3回しか実行していませんが、サックスにしろ、片付けにしろ継続的に実施していくことが大切のようです。

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2006.03.05

マイ・ボニーの歌詞を歌いながら吹く練習

マイ・ボニーの1,000回練習へのチャレンジですが、マイ・ボニーの歌詞を心で歌いながら吹く練習をしています。歌詞を口ずさみながら、楽器を演奏するのはとても難しいですが、500回以上も吹いてくると、かなりできるようになってきました。
これでマイ・ボニーの曲想をもっとうまく表現できたらな、と思います。
また、この練習で気が付いたのですが、歌詞に対応した音を出したいという気持ちも明確になり、きれいな、情感のある音へのこだわりをもって吹く練習にもなるようです。
問題は私の歌唱力です。私の歌唱力の他人からの評価は「とても下手」ということになっています。これは毎回のカラオケでの評価なので、認めざるを得ません。この歌唱力は曲想表現力と言っても良いと思いますが、私の歌唱力のまずさを克服したマイ・ボニーの演奏に持っていくのが課題です。
練習の合間に、ザ・ビートルズのCDを聞いて参考にしています。
前にも書いたのですが、このCDのような吹き方は技術も未熟なのでできません。でも、1,000回達成時には何らかのサプライズを感じてもらえるマイ・ボニーにならないかと密かに期待はしています。

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2006.03.04

新旧のアニー・ローリーを聞き比べてみました

ESMのマウスピースとセルマーのマウスピースを交互に使って練習したことなどから、セルマーのマウスピースでの音がきれいになってきたように感じて、自己満足しています。
そこで、2005年11月12日に公開した「アニー・ローリー」と比較してみました。
自分が演奏している時に耳に入ってくる音は随分差があるように感じるのですが、録音してみるとそれほどの差はなくガッカリです。
でも、11月頃に較べると、「アニー・ローリー」位の曲だと、随分ゆとりを持って吹けるようになってきました。

2005年11月12日のアニー・ローリー

2006年3月3日のアニー・ローリー


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2006.03.03

マイ・ボニーを約500回練習しました

マイ・ボニーの1,000回練習は、500回の折り返し点を過ぎました。
なかなかうまくなりません。
それで、公開するのは初回の公開よりさらに恥ずかしながらの公開ですが、公開します。
こうして、録音しては聞いてみると、単に楽譜通り演奏するだけでは、聞いてもらえる演奏にならないことがよく分かります。

マイ・ボニー(約500回練習後)

250回練習後と比較して、リズムは良くなったと思いますが、音は以前の方がきれいだったのかもしれません。
この演奏はセルマーのマウスピースで行いましたが、ESMのマウスピースで練習した影響が出ているのか、以前と息の入れ方がどこか変化したかもしれない音になっています。
きれいな音を出すことも含めて、1,000回の練習に向け、さらにいろいろ検討しようと思います。

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2006.03.02

管楽器は体育会系

先日ESMのマウスピースを購入し、その後これでも練習していますが、これで音を鳴らすには、大量の息が必要で、さらにきれいに鳴らそうとすると、本当にたっぷりの息が必要です。
そこで、このマウスピースで練習するとお腹の底から息を吐き出してやる訓練になります。
日が経つにつれ、音が出やすくなっているようですが、これはお腹から息を出せるように身体が反応しているからかもしれません。でも、本当にきれいになるには、ゆとりをもって息が出せるように身体の筋肉が発達するまで待たなければならないのかもしれません。

ESMを買った横浜の店の元気のよい女性店員は「管楽器は身体にもいいですよ。管楽器は体育会系ですから」とレジをしながらニコニコ話してくれました。このESMのマウスピースで練習すると、体育会系の楽器ということがよく分かります。お腹から最大限の息が出せるように、構える形もしっかりしなければなりません。

一時ESMのマウスピースはしばらくお預けの心境だったのですが、日が経つにつれ音の出もよくなってきたので、その大音量に魅力を感じてセルマーとESMの両方を練習しています。

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2006.03.01

急がば回れ、ゆっくりしたテンポから順番に

なんとか早く上手く吹けるようにならないかとの気持ちから、今まではゆっくりしたテンポでできるようになると、テンポを5ずつ、もっと極端には10もいきなり上げるというような練習をしてきました。
でも、この方法だと微妙なリズムやタンギング、息の入れ方などはなかなか上手くなりません。そこで、2日前からは、まず10遅いテンポから始めて、-9、-8、-7・・・・・と順番に1ずつテンポを上げて行く方法に変えました。
やってみると、これだとテンポを変える前後で感覚があまり変わらないので、遅いテンポでできたことが次ぎのテンポでもできやすいです。まさに「急がば回れ」です。
このことは頭では分かっていたのですが、なかなかできなかったことです。なかなか進歩しないので、ようやくこんなステップを確実に踏む練習法を落ち着いてやる心境になりました。

速いテンポの曲の場合は、この方法が一番早く、確実にマスターする方法のようです。

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