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2006.06.02

世界禁煙週間

私はインターネットに接続した時のホームページをMSN(マイクロソフト)にしています。ここのニュース欄が私の場合一番ホットなニュースを知る手段になっています。
そのニュース欄に「喫煙が最も死につながる」のタイトル。さっそく読みました。
5月31日が「世界禁煙デー」、6日までは「世界禁煙週間」。日本でも学界で喫煙に関する発表などが行われているそうです。その中の「日本呼吸器学会」での北海道・深川市立病院の松崎道幸医師(呼吸器内科)の発表によると、アスベスト環境にいた人、ジーゼル排ガス環境にいた人よりも、受動喫煙環境にいた人の死亡率が高いとのことです。
・東京都心でジーゼル排ガス環境にいた人の死亡増は、年間10万人あたり約6人
・アスベスト環境にいた人の死亡増は、年間10万人あたり約100人
・受動喫煙環境にいた人の死亡増は、年間10万人あたり170人から300人程度
健康診断で高血圧や血糖値が高いと注意されて薬等飲んだりしますが、そんなものより喫煙の方がこれまた死亡率は高いのだそうです。健康診断で喫煙の有無を調べて、禁煙を強く勧めるシステムが必要だという話はとてもよく分かります。
北朝鮮では「たばこ統制法」というのができて、喫煙者は大学に入れてもらえないことになったのだそうです。かつて愛煙家だった金正日(キムジョンイル)総書記も「たばこは心臓を狙う銃のようなもの」と数年前に禁煙しているとのこと。

私も禁煙満4年になります。正直言って1年目、2年目、3年目、それぞれ吸いたい気持ちはありましたが、4年目くらいになるとさすがに吸いたい気持ちはほとんど起きなくなりました。
タバコの害のことを知れば知るほど、自分の健康を害するばかりでなく、他人の健康にまで大変申し訳ないことをしてきたという気持ちですが、あの美味しさは知った以上忘れることはありません。タバコは美味いのではなく、中毒に罹っていた、一種の麻薬だということは分かるのですが、中毒の中で知ったとはいえ美味しいという体の記憶はおそらく死ぬまで消えないと思います。もしもう命が尽きるとはっきりしたら、その時点でタバコを吸ってから死のうと思うのか、もうきれいさっぱりそんな気持ちとは決別できているのか、こんなことも未だに時々思います。

それにしても「禁煙して」というより「禁煙できて」良かったというのが実感です。そうさせた家内に感謝しています。

Posted by manchan |

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コメント

私も家内が私以上に長生きしてくれることを祈っています。
ベランダや換気扇の下で吸っていて、家の中では吸っていなかったので、とは思うのですが・・・・

投稿: manchan | 2006/06/03 8:15:29

・・・、・・・、・・・。
・・・、・・・。
・・・。

我が大奥は、
横で小首傾げ、
どうなるんじゃろ?
といった風であります。

投稿: おじさんのサックス | 2006/06/03 7:54:48

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