きつい一言が練習を変える
根気よく練習してもなかなか上手くならないのがゴルフとサックスですが、最近ゴルフで低迷から脱することができるかも知れない状態になってきました。
そのきっかけはある日のキャディーの一言です。
「払うように打つことです」
私のスウィングがすくい上げるような打ち方になっていて、これは師匠からもよく指摘されて直そうとしていることですが、まさかキャディから指摘されるとは、自分では相当直ってきたと思っていたので、ショックでした。
また別の日のプレーでは、別のキャディーから次の一言。
「なんとかドライバーショットが真っ直ぐ飛んでくれないかなー」の私のつぶやきに対して、
「お客さんの場合は、それよりもアプローチが問題」
これも私の胸にグサリと刺さりました。
その後の練習では、短いアイアンを使ってのスウィングの基本的な見直しとアプローチ練習に多くを割いてきましたが、ここにきて長い間師匠から教わってきたことが、急に自分の身体の中でまとまってきたのを実感できるようになってきました。長いクラブがうまく当たらないことから、このところ長いクラブ中心の練習をしていましたが、短いクラブでの基本練習をコツコツやったら、やっとスウィングを身体が分かってきたのです。
実はこの基本練習は当初から師匠から言われていたことなのですが、極める前についつい長いクラブの練習をし勝ちで、基本が身に付かないまま悪循環していたと思います。今回は師匠の当初からの指摘を思い出しながら、基本を徹底的に見直しました。
まさかと思うような一言をまさかと思っていた人から言われると、通常は頭に血が上ったり、大ショックで心が大きく傷ついたりしますが、今回のキャディの一言は、私にとってはまたとない改善につながる「きつい一言」となりました。
サックスもゴルフも単純な基本練習を根気よくやって、身体に基本を染み込ませることが大切、またまたこのことを実感しています。
サックスも以前習ったところに戻ってやってみると新たな発見があったりで、このように行ったり、来たりしながら基本の確認レベルを上げていくことが真の上達につながって行くのかなと思います。
Posted by manchan | Permalink
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コメント
おじさんのサックス さんへ
我が大奥の評価もズバリできついですね。
サックスは体力が要りそうに見えますが、確かにスリムな女性でも軽々吹いているようにも見えますね。
ゴルフも若い女子プロが・・・・・
力ではない、本当に大切なことができる技、これが身に付くまで、まだまだ試行錯誤が続きます。
投稿: manchan | 2007/03/20 6:36:41
私のサックスの場合、
師匠は何かと気遣ってくれて遠回しの言い方、
大奥、そこは、長年のナンチャラ・・・、でズバリ、
今は、「師匠は楽そうに吹いてるのに、あなたのは無茶苦茶、しんどそう・・・」、
この鋭い一言に取組もうとしています。
投稿: おじさんのサックス | 2007/03/19 10:46:39