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2008.03.10

確定申告の修正申告

数日前、区役所から「市民税・県民税納税通知書」が届きました。開けてみると平成17年、18年の年金にかかる納税の通知書でした。
私は年金申請について勘違いしていたことがあり、平成18年後半になって年金受給の申請をしたところ、実際に支給が開始されたのは平成19年になってからでした。そのため、平成19年の確定申告で平成17、18年度分も平成19年の所得として申告すれば良いと思っていました。区役所からの通知に、質問等がある場合にはということで、担当者が記載されていましたので、早速電話したところ、このような所得の場合は、平成17年度、平成18年度についてそれぞれ「修正申告書 第五表」というのに記入して、確定申告の修正をしなければならないことが分かりました。
幸い平成17年度、18年度の確定申告書の「控え」や電子ファイルを保存していましたので、この修正申告書は比較的簡単に作成できたのですが、結局のところ、所得税と市民税・県民税を合わせてサックスの1本が裕に買える金額を納入しました。義務とは言え、なんかとてもたくさん税金を取られたという実感です。その上申告が遅れたとのことで加算金も請求されるとのことです。
社会保険庁から送られてきた源泉徴収表にはこのような手続きが必要なことは一切書かれていません。知っていればさっさと手続きをして、少なくとも延滞金は少なくなったのにと恨めしく思っています。

今日は間違いがあるといけないので朝一番で税務署に出かけ、修正申告書の確認を受けた上で、納入も済ませました。
地方税の場合は確定した所得に対して翌年度に納める税金ですので、未納入が直ぐ分かるのだそうですが、所得税の方は申告制なので、気がつかれないままになる可能性もないではなく、時効は7年だそうです。でも長年放置しておくとますます加算金が大きくなりますよとのことでした。

年金生活になると、社会保険料控除、生命保険料控除、医療費控除などを受けるために確定申告が毎年必要になります。社会保険料控除や生命保険料控除は現役時代は会社がやってくれたので助かりましたが、今は全部自分でやるしかありません。幸い最近は国税庁のホームページを使うと、入力だけで計算はプログラムに組み込まれていますので、とても簡単になりました。
今年は後半からは組合健保の継続も終わりになり、国民健保になりますので、会社とは全く関係がなくなり、完全年金生活に移行する予定です。
現役の時は確定申告も全て家内任せでいたのですが、これも自分でやることになりました。パソコンのおかげでそれほど苦ではなく、助かっています。

Posted by manchan |

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コメント

isikyoさんへ
パソコンだと自動計算してくれるので、とても楽です。私はリタイア後は自分でやるようになりました。来年はe-taxに挑戦してみようかなと思っています。
65歳を過ぎると、介護保険も2号被保険者から1号被保険者に変わるようで、保険料の納め方も変わるのですね。今までは家内任せ、会社任せで支払ってきたもののしくみが分かってきました。
それにしても今回は一旦払ったものに上乗せで払うことになり、とても負担感が大きいです。

投稿: manchan | 2008/03/12 10:13:54

私しは現在自宅で友人の仕事をしています。
5年目になります。(図面関係)
申告は全て家内に任せています,来年度からは私しもパソコンで申告をするようにしたいと思っています。
でも介護保険料に,市県民税,国民保険料,そして納税しんどいかぎりです。
仕事をしているのも考えものです。

投稿: isikyo | 2008/03/11 15:15:23

sora さんへ
65歳未満の場合108万円、65歳以上の場合は158万円以上の公的年金を受け取っていると所得税がかかります。さらにその人に他にも配偶者控除額等があると所得税がかかる年金額の上限が上がってきます。
こんなことを年金生活になって勉強して知りました。
でも、ややこしい確定申告を皆さんやられているのには感心します。パソコンでやれるようになって随分楽になりました。

投稿: manchan | 2008/03/11 7:06:22

お役所のすることは本当に納得できない時がありますね。よくわかりませんが、そもそも年金になぜ所得税がかかるのでしょう。なんか2重で払っているような。

投稿: sora | 2008/03/11 3:52:30

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