« サックス レッスンの記録(70回目) | トップページ | CT検査 »

2008.03.22

練習の仕方について

最近ゴルフではいわゆる下半身で打つことに取り組んでいます。上半身や腕の力を抜いて打つのですが、これが本当に難しいです。上半身をリラックスさせて、下半身との捻転差がうまく使えると力強いボールが打てます。サックスの場合も肩の力を抜いて、お腹で息を支えるのがポイントですが、力の入れ方という点では共通するところがあります。

先日ゴルフレッスンを受けていて、交互に右足と左足1本で体重を支えながらクラブを振って体重をスムーズに移動させる感覚を覚えることを指示されました。これをボールのないところでやると普通にできるのですが、実際にボールを打とうとすると、全く別のスウィングになってしまいます。ボールがあるとボールを打つことに意識が向いて、身体が変な動きに変わってしまうのです。
私:やみくもにボールを打つ練習をするより、この素振りを繰り返して、ボールの有無に関らず、自然にできるようにする練習が大切ですね。
師匠:多分、その方が振り返ってみると上達のスピードは速いでしょう。

私も頭では、つまらない、退屈な練習を続けるのが近道だと理解はできています。
でもゴルフではボールを打つこと、サックスでは曲を吹くことに時間を割き勝ちです。
サックスの師匠は苦手な1小節を30分は練習し続けると言っていました。またゆっくりしたテンポから始めて、1ずつテンポを上げて、できないテンポになるとまた1テンポ下げてという具合に練習して行くのだそうです。こんな根気の要る練習も、私はまだやる気になっていません。

ゴルフでもトッププロはつまらない練習を実に根気よくやっていることが、雑誌等で紹介されています。

自分の苦手なところをはっきり自覚して、そのためのつまらない練習をし続けることができるかできないかがプロとアマの差だな、と先日のゴルフレッスンで思いました。
ここに書いたからといって、その通りやれるのではないですが、やるように心がけたいと思います。

Posted by manchan |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 練習の仕方について:

コメント

isikyo さんへ
そうなんですね。近道はなく、地道に基礎的な、ある意味で退屈な練習を続けることが一番の近道だと思います。
最近は生ある限りで到達できたところで良しとしなければと自分を納得させようとしていますが、まだまだ煩悩が湧き起こってきて、悟りの心境ではありません。

投稿: manchan | 2008/03/22 18:00:23

地道な積み重ねが,やがては花をひらかす。
確かにそうですね,でも残り少ない人生の中で「近道を探す努力」もと考えるのですが。ゴルフもサックスも近道はないものですね。


投稿: isikyo | 2008/03/22 16:41:29

この記事へのコメントは終了しました。