サックス演奏での小指
このところMy Repertoryのいろいろな曲を吹いていますが、以前はとても苦労していた小指が自然に動くようになっていることを実感して嬉しくなっています。
2年以上前のブログで「小指と薬指」と題して、ペーパームーンの一部が吹けないことを記載していますが、その時苦戦していたこの楽譜のレ♯の部分も今は苦も無く押さえることができるようになっています。その結果慌てずに曲想表現に集中して吹くことができるようになりました。どんな曲の場合でも指が上手く動かないと、そこに神経が集中して、慌てて吹く癖も自分なりに分かってきました。
このように練習を続けると身体が変化するしくみがどうなっているのか、興味が湧きます。
一般的には関連する筋肉が発達して無理なくできるようになってくるのだと思いますが、現在の小指の状況から、我がゴルフのことも気になってきました。ゴルフでも身体の正しい動きが繰り返しできる必要がありますが、正しい練習をして自然にその動きができるようになるのなら良いのですが、間違った練習をすると、変な筋肉が発達して正しい動きがとても難しくなる可能性があると思います。
サックスでは、現在は小指が本当にアレッと感じるくらいスムーズに動きます。しかし、この動きができるようになるには1年以上の時間がかかっています。
私のシニアライフのもう一つの目標であるゴルフスウィングの改造の進捗がはかばかしくありませんが、サックスでの小指の経験から類推すると、正しく練習して1年以上の時間が経過してようやく自然体で正しいスウィングができるようになるのかなとも思えてきました。
進捗がはかばかしくないものの、最近になってゴルフスウィングにも確かな変化が現れてきた自覚があります。これがサックスの小指の変化と同じように正しい筋肉の発達の結果なら良いがと、ゴルフ練習の帰りに、こんなことが頭をよぎりました。
またサックスの場合もゴルフの場合も、これは単に筋肉の発達だけのことではなく、脳の記憶の中で、各筋肉を動かす順序の記憶が正しくされることとも関連しているようだとも思えてきました。正しく覚えることの大切さを理解することは大切ですが、そのための気付き、良き師匠との巡り合いなど、上達は運にも左右されるなと思ったりしています。
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