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2009.07.13

筋肉記憶

ここのところ、右の肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)に悩まされていて、貼り薬を買ってきて肩に貼り、なんとか直そうとしています。元はといえば、ゴルフの練習が原因なのですが、自分の自覚としては、最近やっと右腕の使い方が分かったような気がしていて、その練習を続けていたら症状がひどくなったように思います。
安静にしていて少しずつ良くなっているように思いますが、練習を再開するとまた悪化するという状態です。ネットで調べてみると、いい加減な治療をすると直りを遅らせたり、慢性化するとのことで、ゴルフの練習も我慢しています。

ところでゴルフスウィングにおけるこの右腕の使い方についての開眼ですが、右腕が左腕を邪魔しなくなったというか、右腕と左腕の一体感が増した感覚でスウィングできるようになってきました。長年追い求めてきた感覚で、説明し難いのですが、長年できなかったスイングが簡単にできるようになりました。
このことから、サックスの練習との関連で、あることに気が付きました。

サックスの練習で、ペーパームーンのワンフレーズですが、左手小指を使うレ♯の音がなかなか出せず、1年以上経って、やっとできるようになった経緯があります。今はこのフレーズを吹くことにはなんの違和感もなく、落ち着いて吹けるようになっています。

このようにゴルフにしろ、サックスにしろ、他人がいとも簡単にやれることが、私にとってはとても難しく、できるようになるまでにとても長い時間(日数)がかかるようなものがあると思います。その習得のための苦労が分からないので、教える側と教わる側の食い違いが起きやすいのも、このような部分かもしれません。

右腕や左手小指の筋肉が発達したということもあるとは思いますが、ペーパームーンを吹く時に左手小指が違和感なく動くようになるのにほとんど毎日練習したのに1年以上かかったことを思うと単に筋肉の発達だけとは思えない部分もあります。
筋肉記憶という言葉がありますが、筋肉には記憶能力がないので、実際には筋肉ではなく、脳の中に筋肉の動かし方の記憶ができ、必要な動かし方ができるようになるのだそうです。自転車に一度乗れるようになると、その後も忘れないのは、この脳の中の記憶が消えないからだそうです。
私の場合、サックスにしろ、ゴルフにしろ、自転車に乗れる人からみれば、何故こんな簡単なことができないのと言われそうな自転車に乗れる前の状態が長く続いているようなものですが、ある時期が来れば必ず身体が反応して、サックスもゴルフも壁を破れると、サックスの左手小指の経験から信じて頑張れる心境になっています。

Posted by manchan |

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コメント

記憶術の勉強法とやり方を徹底比較のサイト運営者です。筋肉記憶という言葉は初耳でした。
1つ勉強になりました。☆応援☆

投稿: @記憶術 勉強法 | 2009/07/13 15:26:58

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