伴奏を聞き取ることを目指してサックス練習
最近のサックス練習で留意していることは、伴奏を聞き取ることです。
従来から模範演奏を聴いている時は伴奏も十分に聞き取ることができるのに、自分がサックスを吹き始めた途端に伴奏が耳に入り難くなっていました。
このことに関して、師匠から「伴奏が聞こえる強さでサックスを吹くこと」といつかコメントをいただいたことを思い出し、耳を伴奏を聞くことに集中して練習するようにしています。
この練習を繰り返していて感じることは、
多分、私の場合、サックスを思い切り吹いていて、とても強い音になっている(台風吹き)
メロディーを追うことに精一杯になっていて、伴奏は聞こえているのに認識できていない
です。
それで、お腹で息を支えて、丁寧に音量を押さえて吹くようにすると、だんだん伴奏が聞こえるようになってきたと思います。
また伴奏は様々な楽器が、2拍目と4拍目だけを叩いていたり、逆に半拍ずつを細かく刻み続けていたりしていますが、これは何回も繰り返し練習して、2拍目と4拍目だけに注目して聞いてみたり、半拍ずつの音に注目したりをしてみています。師匠は「繰り返し練習していると、ピアノの音も聞こえるようになりますよ」、と言われましたが、現在はそのことにもチャレンジしています。
拍を数えながら、伴奏の様々な音を聴きながら、曲想を考えてサックスを吹くなどといったことが果たしてできるのかと思いますが、このような伴奏が聞き取れる練習を繰り返すと、無意識的に拍を数えられるようになるのかな?と期待しています。
ただそのようになれるのに、後どれくらいかかる(数年先?)のかは分かりません。
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コメント
おじさんのサックス さんへ
台風吹きは、家内が習っているハーモニカの先生がおっしゃった言葉を聞いて流用しているのですが、力一杯息を入れて吹いている状態を自分で勝手に「台風吹き」と言っています。つまり、お腹での息の支えもなく、息のコントロールができていない暴風の息です。
これだと伴奏がほとんど耳に入ってきません。
伴奏にはスネアドラム、ハイハット、ベースドラム、シンバル、ピアノ等いろいろ使われていますが、これが具体的に聞こえるような音で吹くことと、聞こえる耳を作ることは至難のことだと思っています。
先ずは師匠がおっしゃるように、自分の音しか聞こえない音量そのものが問題なので(台風吹き)、コントロールされた音量で吹けるように注意しています。
自分で感じている以上にサックスの音は大きいので、もっと楽に吹いて良いはずだと、まだまだよく分からないまま、いろいろ試みている最中です。
投稿: manchan | 2009/09/01 16:04:49
コンニチは!
曲のレベルが違いますが、
私も伴奏に合わせる練習に悪戦苦闘中です。
今、ヤマハのテキストを最初から復習中なのですが、
各エクササイズの伴奏に合わせるのも練習になる様な気がしています。
ところで、良く、「台風吹き」と、
いう表現をお使いですが、どんな感じなのでしょうか?
7月の始め頃にアップされていた音源では、
柔らかで、とても良い音色だったと思うのですが?
私は、以前から息が大きく、
音も大きいと云われているので、
それこそ、台風、暴風雨吹きが心配です。
投稿: おじさんのサックス | 2009/09/01 11:07:15