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2009.11.12

サックスレッスンの記録(109回目)

11月11日はサックスレッスンの日でした。
今回は先日購入した新しいマウスピースのBARIを装着してレッスンに臨むことにしました。このマウスピースは未だにピッタリ合うリードが見つからないため、合成リードのレジェールを使っていますが、レッスンでは天然のリードを使おうと思って、午前中にHemke 5枚、Rico 2枚 を取替え、取替え試したのですが、良いものが見つからず、結局レジェールを装着してレッスンに臨みました。
レッスンではBARIの歌い文句である太い音が出ているとの評価をいただきました。
今回は同僚が突然休み、一人レッスンとなりました。師匠を独り占めできるチャンスなので、いろいろ日頃気になっていることを質問しました。

先ず、リードの装着の確認です。一般にマウスピースの先端から髪の毛1本ほど下げて装着すると言われますが、現物を見てもらい再確認しました。私の装着はほぼ合っていましたが、ほんの少し修正してもらいました。
以下質問したり、関連して指摘されたりしたことです。
私;ラバーのマウスピースの上歯が当たるところは多少は削れてくるものですか?
師匠;多少は削れます。
でも、今までの私のマウスピースは削れ方が大きく、これは噛みすぎの影響だと思います。
今回のBARIはその点、未だ大丈夫で、噛みすぎは改善されてきたと思います。
私;マウスピースパッチを使っているのですが?
師匠;使わない方が良いです。微妙にアンブシュアに影響します。すべり防止に使っている人が多いですが、それなら本当に薄いテープのようなものを使うと良いと思います。また使う場合、マウスピースの先端からは離して張った方が良いです。
私は従来から0.5mmのパッチを使っていました。それでも直ぐ破れてしまっていたので、上歯で噛み過ぎていた時期が長かったと思います。

スケールの練習では、毎度のことなのですが、師匠の前に行くと、普段できていることができなくなることがあります。
私;最近はMajor、minorと全部やるので、混乱してしまうことがあります。
師匠;Majorを全部練習してから、minorの練習をするというやり方だけでなく、同じ調号でくくってMajor、minorをやるという、平行調を意識して練習することも効果的です。

次にビブラートの練習で、音の揺れ方から、私のアンブシュアやお腹の支えに問題ありと気が付かれたのか、ロングトーンをやって確認を受けました。案の定ロングトーンで音の揺れがありました。
私;実は余り熱心にはロングトーンはやっていないのです。
師匠;アンブシュアやお腹の支えを一定にして、注意深くロングトーンをやって行くことが、良い音作りにはとても大切です。やはりロングトーンは熱心にやってください。
師匠;サックスの技術は練習によって向上して行きますが、音作りは本当に難しいですね。自分の好きな音を作って行くのは、いろいろな工夫、身体の発達、道具の組み合わせなので、とても時間がかかります。

こんなことで、基本的なことの質問、確認ができたレッスンとなりました。

課題や曲の方は同僚が休みなので、進めないことから、師匠の提案で、来年3月の発表会の曲の練習をすることになりました。私の同僚は参加しないのですが、別の教室でも一人しか参加しないので、その人と二人でデュエットをしたらどうかとの提案です。その人が「見上げてごらん夜の星を」を吹きたいといっているので、その楽譜で初見で練習してみましょう、ということになりました。
楽譜をコピーしてもらい師匠と二人で初見で吹きましたが、意外と上手く合わせることができ、チョッと嬉しく思いました。
この楽譜は本からコピーしたようですが、カラオケの伴奏がありません。
それで、帰ってきてから、ネットで購入したMIDI音源を使って、伴奏を楽譜に合うように修正して、カラオケを作りました。これを次回持って行こうと思います。
MIDIの場合、楽譜に合わせてキーを簡単に調整できるので、便利です。

もう一人の方も60代後半の人のようですが、良い出会いになればと期待しています。

Posted by manchan |

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