サックスレッスンの記録(110回目)
11月25日はサックスレッスンの日でした。
今回は同僚が顎の治療をしていて、それとアンブシュアが関係あるのかもしれないということで質問があり、その話題からレッスンが始まりました。
下顎を前に突き出すようにすると、顎に負担がかかるし、ピーピー音が出やすくなるので、上下の歯が上下で揃うところを基本にリードを銜えるのが良いとのコメントがありました。
また、リードを支えるのは両脇の筋肉なので、そこに注意して練習するようにとのことでした。
私;練習を続けていると、最初は出ていなかったピーピー音が出て困ることがあるのですが?
師匠;1時間も練習すると口の両脇が疲れてきて、歯でかみ締めるようになるからでしょう。吹き続けられるのは1時間くらいなので、1時間練習したら10分休むというようなことではないでしょうか。
スケール練習はメジャースケールをやりましたが、間違えてばかりでした。この簡単な練習をもう数年間続けているのに、時に意識の中のへんなスウィッチが点灯すると間違えやすくなります。本当に基礎的なことが無意識でできるようになるには時間がかかるものだと、このスケール練習から実感します。
次にLESSON6の高音の音出しの練習です。今日もBARIのマウスピースを付けて行ったので、案の定、最高音のF♯がピーピーとなってしまいました。私の場合、薄めのリードや開きの大きいマウスピースの場合、高音の息入れ時「ウッ」と力むと音がでないか、ピーピー鳴るかです。これもまだまだ課題です。
師匠が自分で吹いてみて、師匠の感覚を教えてくださいました。それによると、低音から高音までは、お腹の支えや、息の吹き込み方には全く変化はないそうです。ただし、口の中の容積は変わるとのことで、高音になるに従って、舌が持ち上がってきて、口の中の容積が狭くなるとのことでした。
Rhythm Trainingは今回から16分音符のリズムになりました。何時ものように拍の頭をしっかり意識するようにとの注意がありました。
曲は「カンタループ・アイランド」と「愛がすべて」をやりました。
「カンタループ・アイランド」では、4ビートのリズムをしっかり把握することがポイントだとのことで、テンポを落として、しっかり拍を数えて吹く練習をしました。
「愛がすべて」は力を入れて吹いている。もっと柔らかい音で吹くようにとのことで、次回はこの「愛がすべて」を題材に音作りを中心にやりましょうということになりました。
師匠が口先で吹いた音とお腹で支えた音の両方を出して、聞かせてくださいました。その後、一人ずつ、お腹で息を支えて、高音のソを出して、評価してくださいました。
次回のレッスンが楽しみです。
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コメント
おじさんのサックス さんへ
マウスピースやリガチャー、リードで音が変化すること、アンブシュアや呼吸法で音が変化することなど、いろいろありますが、これを楽しむのがサックスだと、楽器店の店員が言っていました。
確かにそうかとは思うのですが、いろいろ分かってくるのに、とても長い年月がかかる楽器だなと思います。
私は目下BARIのマウスピースを使いこなすことにチャレンジ中ですが、今までの経験から簡単にはあきらめないことが肝心かなと思って、リードをいろいろ替えてみるなどしています。
投稿: manchan | 2009/11/28 6:58:13
口の両脇、両横の締め・・・、
以前からやっていたつもりだったのですが、
最近どうも、私は、締め方の力のレベルが違っていた、様な気がしています。
で、只今、思いっきりの力で締める・・・、
こんな練習にトライしてみています、
果たして、どうなりますことか??ですが、
本当にサックスの道は、奥が深か・・・過ぎます。
投稿: おじさんのサックス | 2009/11/27 9:07:51