サックスレッスンの記録(115回目)
2月3日はサックスレッスンの日でした。
今回は音出しでは、「チューナを切ってみてください」と思いがけない指摘がありました。
私は何時も音出しの時はチューナーを持参して、正しく音程が出ているかを確認しながらやっていました。
しかし、現在使っているBariのマウスピースはネックに差し込む部分が固く、楽器が冷えている場合は限界まで差し込んでも、まだ音程が低いままになって困っています。それで楽器が温まらない時に音程を合わせようとして、無理に音を出しているように師匠が感じたようです。
そこで、チューナーから離れて、もっとゆったりと吹くようにとの指摘でした。
それと、本来音程は耳で合わせるもので、自分の楽器が音痴になっていないか、耳で判断することが大切とも言われました。
そう言われても、私はまだまだ吹くことに一生懸命ですが、何時も言われる、他の音を聞く練習、他の音を意識してアンサンブルができる耳作りをして行かなければと思いました。
今回は、発表会で吹く「見上げてごらん夜の星を」を練習しました。ゆっくりした曲ですが、アンサンブルなので、二人の呼吸が合うことが大切です。ゆっくりな曲だけに、微妙なずれが目立ってしまうことも分かり、慌てず、ゆったりと伴奏に合わせて吹くよう、伴奏に聞き耳を立てて練習しました。お互いがリズム感が完璧でないので、お互いを聞いたのではずれる危険があり、伴奏を聞き逃さないように吹くことが、とても大切になっています。
実はこの曲は運指もやさしく、スローな曲なので、たかをくくっていたのですが、微妙なずれを指摘され、慎重に拍を数えて練習しています。結果的に、ゆっくりしたテンポで確かなリズム感を身に付けることが基本ということを実感しています。
私は緊張すると、前に転んでしまう傾向があり、ゆっくりしたテンポで練習するとこのことがよく分かります。
今回の発表会では、私達のグループが最年長で、60歳を超えているグループは私達だけのようです。団塊の世代もどんどんリタイアし始めていますので、シニアのグループももっと盛んになるのかと思ったのですが、サックスのレッスンに関する限り、それほど盛んではないようです。
平均して60代の後半の年齢になる私達二人組みの演奏が、無事上手くできればとの思いが強くなってきましたが、後約1ヶ月練習に励みたいと思います。
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コメント
おじさんのサックス
古い記事も読まれていることを知って、チョッと慌てています。
この記事は間違っているかもしれません。教室では、どんな音域でも、中央の緑のランプが点灯しないと合格にならないので、やはりOCTAVE4のところのランプが正しいのだろうと今は思ってチューニングしています。
私の持っているチューナーでも、音域、オクターブ位置は分かりません。
このチューナーのOCTAVEと書かれた意味については、師匠に聞いてみようと思います。
説明書を再度読み返しましたが、OCTAVE4の位置の緑色のランプが点灯すると、正しくチューニングができているということ以外は記述がありません。
こんなことで、答えになりませんが、コメントいただいたおかげで再度確認することになりました。有り難うございました。
投稿: manchan | 2010/02/12 16:29:53
私も基礎練習の時はチュナーを横に置いてます、
ただ、最近は見ているような、見ていないような、そんな感じです。
息をタップリ入れ、口の両脇を締めると、
ピッチが上がるような・・・そんな気がしています。
ところで、先日、
2006年7月2日の記事を大奥が拝見、
お使いのチュナーは音域、オクターブ位置が判るのでしょうか?
只今、倍音の練習中で、もしそんなチュナーがあれば・・・と考えていたところでした。
投稿: おじさんのサックス | 2010/02/12 7:52:37