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2010.02.15

JAZZ in 鎌倉

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2月13日と14日は、毎年開かれている JAZZ in 鎌倉 に行ってきました。
JAZZ in 鎌倉は地元のバンドを中心に毎年開催され、今年で13回目になるとのことですが、私は昨年にこのことを知り、昨年から聴きに行くようになりました。

今年は13グループのビッグバンドを中心にした演奏がありました。1グループ35分の持ち時間で、途中休憩を挟みながら次から次に演奏が展開されました。
出演は地元のアマチュアバンドが中心ですが、アマチュアといってもセミプロ級のバンドも多く、演奏を堪能しました。

昨年その存在を知り、今年も出演した小学生のビッグバンド「植木リトゥル・エコー・アンサンブル」の演奏は楽しみにしていましたが、今年も堪能しました。小学4年生~6年生のバンドで、3年生はお囃子隊として、リズム楽器の一部を受け持っています。
小学生がテナーサックスまで吹きこなしているのを目の当たりにすると、つくづくサックスは力じゃないと理解できるのですが、よい音で演奏されるのには感心しました。サックスだけでなく、トランペット、トロンボーンも同じように大人顔負けで、吹いていました。
やはり、大人の上手い人の方がサックスの音の厚みはありますが、それでも、 私に較べれば、力も入っていない良い音を出すなと思いました。
曲目は「Summer Time」、「Only You」とかで、いわゆるJAZZの定番の曲です。

5年もサックスに取り組んで、自分が到達しているレベルと比較して、若い頃にやることの素晴らしさ、大切さを思い知らされました。
残念なことに、メンバーはほぼ全員が女の子でした。今回参加している他のバンドは圧倒的に男性が多いことと比較して、対照的でした。

主催者によると、このコンサートを聴きに来ている人の7割位は、60代以上とのことです。演奏している人には若い人も多いのですが、JAZZが若い人の中でももっと盛んになれば良いなと、主催者と同じような感想を持ちました。

写真はクリックすると拡大できます。

Posted by manchan |

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コメント

Shimada さんへ
私の熱意と言っていただき、有り難うございます。確かに全てが上手いとは言えない演奏を2日間に渡って長時間聴くのは、ある意味勉強の時間の面もありますね。

同じアルトサックスでも、人それぞれで力の入り方が違っていて、中には肩が上がる人もいて、参考になります。

それにしても、小学生の力が入っていない自然体でのソロの演奏、感心するやら、自分が情けなくなるやらでした。

スウィングガールズのモデルになったと言われる兵庫県の有名校のことはよく知っています。TiTiさんといわれる方がブログでいろいろ書かれていますね。私も機会があったら、直に演奏を聴いてみたいものです。

男子はスポーツ等、もっと違うものに向かっているのなら良いのですが、毎日公園でたむろしている男子生徒を見ると、日本の将来まで心配になったりします。

緑の時期になっても、サックスが続きますよう願っています。今まで続けてきているのに、もったいないです。

投稿: manchan | 2010/02/16 6:59:07

今年も行かれましたか、これも貴方の意欲の表れでしょうか?
小学生のビッグバンド、私は、TVでしか観たことないのですが、その上手さに驚きます。
訓練と本人達の努力で、ここまで上達する、やはり素質は二の次ですかね~?
私もせめて、中学~高校位から楽器始めてたら・・、それは無いものねだりで。しかし、若い、ということは素晴らしいことです。
私の、そう遠くない所に、県立高校(共学)のビッグバンド、全国有数の実力校があるのですが、
そこは年1回は、私も演奏を聴く機会があるのですが、毎年、殆ど女子。他校でも吹奏楽も女子中心のようです。
それと、ジャズが若者受けしない、日本では、少数派止むを得ない?、やはり、フージョン系と云うか?、
ニューミュージック?、その系統に若者はまず向かうのでしょうか?

私も今のところ、今年は、地元、5月の姫路ジャズフェス、聴きに行こうと思ってます。
しかし、この時期、サックスから興味離れたらどうなるやら(笑)

投稿: Shimada | 2010/02/15 19:06:53

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