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2010.02.02

リズム感と運動神経

今日の朝は薄っすら雪が積もっていました。
こちらで雪が積もるのは2年ぶりだそうです。

ところで、もう2月です。いろいろやっている間にドンドン日が過ぎ、ブログの更新も油断をすると直ぐ間隔が開いてしまいます。

ところで、「サックスレッスンの記録(114回目)」で、足で拍を数える訓練をやり続けた人に出会って衝撃を受けたことを記載したところ、「A991吹いてます」という方からコメントをいただき、足で拍を叩きながら吹くには運動神経も関係しているというような内容のコメントをいただきました。
実は、私は運動神経の無さについては超がいくつも付くぐらいで、超鈍感です。
それで、この「A991吹いてます」さんのコメントから、足でリズムを刻みながらサックスを吹くことにこだわり過ぎるのは、ヒョッとして私の最大の苦手である運動神経も関係することで、ある意味で労多くして、効が少ない努力になるのかもしれないと思ったりしています。

また、家内の歌の先生は、拍を取ることにはとても厳しいそうですが、一方足や手で拍を打ちながら歌うことを厳しく禁止しているのだそうです。

現在練習している「プリーズ・ミスターポストマン」では、一部に長い休符があり、ここは拍を正しく捉えないと、休符の後の入りを間違ってしまいます。ところが裏拍も含んだ休符前のフレーズから足で拍を数え、休符後の入りを吹くと何時も若干狂う状態が続いていました。そこで、伴奏に聞き耳を立てて、伴奏を聴きながら拍を捉えると、ピタリと入りを合わせることができるようになりました。ここの伴奏は、やや拍が分かり難い伴奏になっているのですが、その伴奏を聴きながら拍を数える訓練をしたら、やっと乗っていけるようになったのです。

こんなことから、リズム感について、ネットで調べてみたり、本で読んだりしてみました。
呼吸派:農耕民族のリズム感で、1拍目と3拍目にアクセントがあるオン・ビートのリズム
ビート派:騎馬民族や狩猟民族のリズム感で、2拍目と4拍目にアクセントがあるオフ・ビートのリズム
という記事も見ました。日本人は呼吸派となりますが、私も文部省唱歌を歌って育った世代なので、呼吸派のリズム感が染み込んでいるということもあると思います。

こんなことから、足で裏拍も含めてリズムを刻めるようになることも大切には違いはないが、本当に大切なことは身体というか、頭の中に表拍も裏拍も刻めるリズム感が作られて行くことだと改めて思っています。足や手、また耳を使って、この私にとって難物の裏拍をカウントするリズム感の向上に努めて行きたいと思います。

何でもなくオフビートのリズムを使いこなしている人が読んだら、「何を分かり難い、トンチンカンなことを書いているのだ」と思われるかもしれませんが、私のリズム感向上への取り組みを、感じるままに書くと、こんなことになりました。

Posted by manchan |

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コメント

manchanさん
A991吹いてますです。
情報ありがとうございます。「サックスに挑戦されている方のブログ」には親近感を覚えました。
私ももんじゃさんと同じ年の3月から同じ50才でサックスを始めました。アップされている音源を聞くと上手いなあと感心するとともに、もっと練習したいと思いました。
ところでリズム音痴の私がリズム練習に重きを置くようになったのは以下のページを読んでMIDIの演奏を聞いたからです。
http://www2.odn.ne.jp/~cbu69490/MIDI/MIDIlect/Noteon_tech.html
MIDIでどうすれば上手く聞かせられるかを調べていて見つけたページです。下手はなぜ下手なのか?上手と何が違うのか?

発音のタイミングだけで下手にも上手にもなるのです。音色が良くても発音のタイミング(そして消音のタイミングも)が悪ければダメなのです。それが分かったのでリズム練習が私の最重要課題になりました。
機械のようなピッタリのタイミングではなく、人間味のある、曲想に合わせて、早いところは早く遅いところは遅く、きちんとコントロールできるようになりたいと思います。
リズム練習自体は面白くありませんが上手になる早道と信じてがんばってます。

投稿: A991吹いてます | 2010/02/11 22:08:32

A991吹いてます さんへ
リズム練習が好きな人もいるのかもしれませんが、私はあまり好きではありません。でも身近にこれを半年、1年とやり続けて、音楽ライフを楽しんでいる人を見ると、やはり地道に頑張らねばと思います。
やはり、ピッタリ合うことが大切で、何分の1であれズレルことには妥協はしない練習が大切と思います。

ところで、「やさしく歌って」は私は知らなかったので、ネットで調べると、知っている歌でした。
以下にサックスでこれを吹いている音源が掲載されていましたので、お知らせします。
サックスに挑戦されいる方のブログ
http://saxophone50.sblo.jp/category/773015-1.html
外国のアマチュアの演奏(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=12gahi40iIo
同じく外国のアマチュアの演奏(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=smB7NXCbzMA

投稿: manchan | 2010/02/07 12:53:31

A991吹いてますです。
同じ悩みの方が多くいらっしゃって心強い気持ちです。(良いのか悪いのか?)

リズム感はリズム音痴を自認する私にとって最大の課題です。
今日もリズムの練習で苦労しました。
「やさしく歌って」の最初の2小節を1時間近く吹きました。この部分は表拍と裏箔が交互に出てきて私の小中学校で鍛えた表拍だけの感覚と相容れないのです。私にとって絶対に乗り越えたい山だと思い意地になって練習してます。
カラオケを聞きながら吹けば何となく吹けているようにも思えるのですがメトロノーム相手だとボロボロです。吹いているときはそこそこ吹けていた様に思うのですがパソコンの画面で確認すると、楽譜の音符の長さと自分の吹いた音は大違い。最大ずれ量目標の1/16拍以下に対して1/4拍くらいならまだしも1/2拍以上ずれている場合も多く目を覆いたくなります。
それでも数回は満足できる程度に吹けたことがあるので、望みはあると信じて明日も練習します。

投稿: A991吹いてます | 2010/02/06 23:36:44

Shimadaさんへ
今日はこちらも良い天気でした。
サックスレッスンの日でもありました。

確かにJAZZ奏者は全身でリズムを表現しながら演奏しますね。
どんな時でも耳で伴奏を聞き取れる訓練が大切のように思いますが、サックスは口から直接自分の音が耳に伝わるので、自分の音がよく聞こえるのも難点だと最近思います。

実は近々二人でアンサンブルをします。二人というのはきついですね。これも一つの経験ですが、かなり緊張して練習しています。

投稿: manchan | 2010/02/03 22:27:06

おじさんのサックス さんへ
足がメトロノームのように正確にリズムを刻めるのなら問題ないのですが、メロディー等に引っ張られて、私の足メトロノームは自在に狂うので、この足を直さなければならないとは思うのですが、これは確かに運動神経も関係あるように感じています。
私にとっては手の方が楽なのですが、サックスを吹いている時に手は使えないので、解決になりません。

とか、なんとか、まだまだリズムとはゴタクを並べながら、付き合いが続いて行くと思います。

投稿: manchan | 2010/02/03 22:17:31

こんにちは、今日はこちら、一転いい天気ですよ。
やはり伴奏を良く聴く、聴ければ多少の余裕も出てきて、タイミング違いも少なくなる。
私なんぞ、無伴奏で、サックス2~3本のアンサンブルの時など、よく狂います。
ジャズなど、足や体、大いに使えと教えられます、私のブログに今回貼った、You Tubeの、テナーの巨匠、Zoot Simzは、画面でさかんに足振ってます。
クラシックや本格的な吹奏楽では、足振り厳禁なんて聞きますが、日本一のシエナウインド(吹奏楽)は、演奏時、皆さん大きく体を揺さぶってますが、まぁ、要は良い演奏ができればよいのかな~?

投稿: Shimada | 2010/02/03 11:06:53

私もリズムに悩みながら考え続けています。
で、「リズムとそろばんの関係」の考え思いつき、
推考中・・・、考えがまとまったご報告・・・と思っています。

さて、足でリズムを刻む件、
もう随分以前ですが、レッスンで、
「足でリズムを刻むのは狂い易いので駄目と聞きましたが?」、
と、質問したことがありました。
その時の答えは、
「そういう事もあるかもしれませんが、
リズムを刻めない人にとっては、まず、手拍子、
そして、足でリズムを刻むのが最良の方法だと思います。
それが出来たら、指揮者がいる場合などの足拍子は失礼なので、
足拍子は止めるようにした方が良いです。」
とのことでした。

で、私は、只今、ヒッシのパッチで足拍子・・・しています。

投稿: おじさんのサックス | 2010/02/03 10:03:53

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