Jazz Etude の練習
YAMAHAのサックスレッスン教則本の旧版のLESSON 6 に最後の卒業試験みたいな課題として Jazz Etude が載っています。
これはネットなどで他のレッスン生のコメントを見ても、相当苦戦する課題のようです。
現在これに取り組んでいますが、最初から覚悟して、超スローのテンポで運指とリズムの練習に励んでいます。取り組み始めて約2週間経過しましたが、ようやく一通り指が動くようになりました。
いつも思うことですが、ある程度練習を積み重ねると、楽譜に指が勝手に反応するようになり、指が動くようになります。人間の肉体は不思議なものだと思います。
このJazz Etudeはとにかく楽譜上臨時記号のオンパレードで、同じ音符でも臨時記号が付く時と付かない時があり、瞬時にそれを察知して指を動かさなければならないので、これが一つの関門です。
よく、楽譜は演奏中は少し先を見ているとの話を聞きますが、私の場合は、今まさに吹いている音符しか目に入らない状態で、とてもそんな余裕はありませんが、この曲はそのような状態にまで持って行かないと運指が間に合わない感じです。
次のレッスンは約2週間後ですが、それまでにはなんとか通常テンポで吹けるところまで行きたいと思います。
現役の時代はもっぱら頭(知識、経験)の積み重ねを武器としてやってきましたが、今はサックスもゴルフも自分の肉体の訓練に取り組んでいることになります。
自分だけが頼りで、今のところこれへのチャレンジの結果、薄皮を剥ぐように何らかの進歩を実感することにとても魅力を感じています。
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コメント
おじさんのサックス さんへ
今回の課題は最初から難しいと分かっているので、日数がかかることを最初から覚悟して、素直に超スローのテンポでじっくり取り組んでいるのですが、かえってこれが良いようで、日々出来る範囲が広がって行くので、楽しみにしています。
やはり、「ゆっくりしたテンポからやれ」という原則は大切ですね。
おじサクさんはディジタルのメトロノームもお持ちですか。
ディジタルのメトロノームだと、同じテンポでもいろいろなリズムへの切り替えができ、これに合わせて足や手を動かす練習を半年から1年続けてテンポ感、リズム感を磨いたという人の話を聞きました。
参考になればと思います。
投稿: manchan | 2010/04/17 6:09:07
仰る通り、本当に自分だけが頼り・・・、
私の場合は、諦めの悪さと頑固さが頼り・・・です。
薄皮を剥ぐように・・・、
これも仰る通りと実感中です。、
ただ、私の場合、この薄皮の枚数・・・、
果てしなく・・・、数知れず・・・、の感があります。
レッスン、5年の友・・・、残念ですね、
でも、また新しい出会い・・・、やっぱり、春ですね。
投稿: おじさんのサックス | 2010/04/16 22:21:28