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2010.05.05

メトロノームの使い方の進歩

メトロノームは単純に拍を刻む機械でしかなく、正確に拍の頭の音をピッ、ピッと出してくれるのですが、私自身の実感としては、やっとこの機械をそれなりに使うことができるようになってきたのかと思います。

私の場合、自宅に防音室があり、サックスの練習環境は恵まれていると思いますが、備え付けたパソコンとアンプのおかげで、今まで教則本の伴奏が教室と同じ環境で使えてきました。そのため、メトロノームを使うより、伴奏を使う方が楽しいので、伴奏を主に練習してきました。
ところが、先日のサックスのレッスンで、Jazz Etudeは次回は 4 拍でリズムを捉えるのではなく、2 拍でリズムを捉える練習もしましょうとの師匠のお達しがありました。
そこで、メトロノームを中心に練習してみる気になって、この課題曲の通常のテンポである 120 にメトロノームをセットして練習すると共に、 60 にセットした練習もしています。
このようにメトロノームを主体にした練習をしてみると、意外に拍を意識して吹けるようになっていることに気が付きました。以前はこのようにメトロノームが発する拍の音を落ち着いて聞くことが出来ず、とにかく伴奏に合うようにとのことで練習を繰り返すのが通常でしたが、微妙なところでは拍が狂って、師匠に指摘されることの繰り返しでした。
今回はメトロノームで 120、 60 のテンポで練習し、伴奏でも練習すると、従来以上に伴奏が聞き取れるという相乗効果も確認できました。
これらを総合してみると、ようやく私のリズム感も一皮剥けてきたのかなと実感します。拍の感覚が向上してきたのです。

現在の電子メトロノームは、単に拍の音を出すだけでなく、8 ビート、16 ビート、3 連符等、いろいろなリズムも出せるようになっています。これらもやっと使いこなせるレベルになってきたようで、ちょっと嬉しい気持になっています。

Posted by manchan |

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コメント

A991吹いてます さんへ
コメント有り難うございます。
確かに録音すると、確実に拍の頭が一致しているか確認できますね。
リズム感は本当に薄皮を剥ぐように少しずつ進歩するようなので、これからもいろいろなことを試しながらがんばってみます。

投稿: manchan | 2010/05/11 15:24:08

お久しぶりです。
A991吹いてますです。
メトロノーム。大好きというか私の必須アイテムです。
私はリズム音痴なので耳の神経をいくら尖らせてもダメでした。
私の耳がピッタリと感じるのはメトロノームの音よりも0.12秒前を中心にプラスマイナス0.1秒に自分が発音した時です。悲しいかなピッタリではないのです。この数字はメチャクチャでしょ。リズム音痴の証明です。
そこで私は録音可能なソフトとメトロノームを使って目で確認してます。
この練習を2年近くしてますが最近になってピッタリが実感できるようになってきました。今の音はピッタリだったと感じられた時はすごく達成感があります。
manchanさんが使用されているサウンドエンジンでも使えると思いますので試してみてください。

投稿: | 2010/05/11 0:53:20

おじさんのサックス さんへ
テンポ感、リズム感を身に付けるとは、正に身体の中にメトロノームを作って行く作業ですね。
私のメトロノームはYAMAHAのですが、DB-60のような機能を持ったものです。これの音をアンプで拡大して、拍の頭になる音符のところを吹いた瞬間とメトロノームの「ピッ」という音とが一致していることなどに耳の神経を尖らせて練習しています。

投稿: manchan | 2010/05/08 13:52:02

私も練習曲はカラオケ伴奏で練習していますが、
ヤマハのテキストのエクササイズは、
昔ながらのメトロノームとBOSSのDB-60の二つを使っていて、
確かに、私もメトロノームの練習は有効な気がします。

テンポ感、リズム感のある方は、
身体の中にメトロノームがあるような・・・、
そんな日がやって来て欲しいと願うばかりです。

投稿: おじさんのサックス | 2010/05/08 10:07:22

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