ゴルフとサックスで最近思うこと
ゴルフの習得とサックスの習得の共通点については、今までも時々書いてきたのですが、最近以下の3つの共通点に気が付きました。
一つ目の気付き点は、どちらも習得には時間がかかる、また当たり前のことですが進歩には個人差があるということです。
最近私のゴルフにやっと変化が現れ、自分の実感では4年ぶりにドライバーが振り切れる感覚が身に付いてきたかなという実感があります。ゴルフの世界では、プロでも書籍等に書かれているのを見ると、あることをマスターしたり、克服するのに10年かかった、とか8年かかったとかいう例もあるので、じっくり取り組まなければ身に付かないものがあるのだろうと思っています。
サックスもこれは同じで、またゴルフでも若い人が活躍しているように、進歩のスピードには才能の差も大きく影響していることも現実です。でも、自分の能力を客観的に見て、弱点をじっくり克服して行けば、必ず自分なりの進歩があると思います。
二つ目の気付き点は、どちらも師匠が大切ですが、師匠によって教え方は様々だという現実です。そこで、自分に合った師匠に出会うことが大切です。ゴルフでは、5年前に出会った師匠がとても良いと思っていたのですが、昨年からはその師匠を離れ、自分だけでやってきました。その結果、師匠がいうやり方ではなく、自分の感覚でいろいろ試み、結果的に師匠のいう結果が今になって実現できかけてきました。NHKの趣味悠々でも、様々なゴルフ番組がありましたが、説明の仕方や練習のポイントの示し方は様々です。それらを見て、自分で練習して、自分の感覚で、各プロが言っている意味を理解しないと結局は身に付かないと思うようになりました。
人によって筋肉の発達度合いが違い、運動神経も違うので、それぞれの感じ方が異なるので、人が言うようにやってもなかなか身に付かないのです。
サックスで良い音を出すことや、軽やかな運指のやり方についても様々な説明がありますが、これもこのようなゴルフに似たところがあると思います。現在師匠からは、もっと軽く押さえなさいと言われていますが、分かっても、なかなか実現できません。これも繰り返し練習して、自分の感覚でやれるようにするしかありません。
こんなことで、ゴルフでは、今振り返ると、もっと私に合った師匠の方が進歩が早かったかなと思っています。サックスの方は良い師匠にめぐり逢えたと思っていますが、これから半年間は別の師匠に習うので、新たな発見があるかもしれません。
三つ目の気付き点は、じっくり立ち止まって練習する必要があることです。
サックスのレッスンでは、クラスの編成変えがあり、今は復習的なレベルの課題に取り組んでいます。でもこのおかげで、運指の振り返り、お腹で息を支えることの振り返りなど、今まで課題や新しい曲をこなすのに精一杯になっていた状態とは違って、細かな点に気が向いた練習になっています。この結果として、音に一つの飛躍が生まれないかと秘かに期待しています。
ゴルフもコースに出る度に惨めな結果が続いていたのですが、開き直って基礎からじっくりやり直そうと思って取り組んだら、思いがけず道が開けてきた感じです。
改めて、じっくりやって行くしかないかと思い直しているところです。
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