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2011.02.16

ミュージックBarで初演奏しました

通常はプロが演奏して、美味い酒を飲みながら音楽を聴いて楽しむ都心のミュージックBarで、お客が自由に演奏できる時間があるので是非吹くように、と突如私の知人から、強引にお誘いがありました。
知人と言っても先輩で、最初は固辞したのですが、再度のお誘いがあり、思い切って参加し、昨15日に吹いてきました。

ピアノ、ドラム、ベースの生バンドで、You'd Be So Nice To Come Home To を吹きました。約20人くらいの客と演奏者で楽しむ、Bar形式の店です。吹くと言っても、私はアドリブはできませんので、レッスンで習った通りに吹くだけですが、ピアノ前奏-サックス-ピアノアドリブ-サックス といった構成にしてくださり、なんとか格好が付きました。またプロのアルトサックスもさりげなくフォローしてくれました。
とんでもなく緊張するかと思ったのですが、それほどでもなく吹けました。相変わらずの音ですが、音源の一部をアップしてみました。


長年の夢がとにかくもあっけなく実現したことになります。
でも、アドリブができないことには、今後はどうしようもなく、アドリブをマスターしたいとの思いが自分の中に強烈に沸き起こっています。
プロからは、練習法として、メトロノームに合わせて、8分音符、3連符でスケールを練習することが大切とのアドバイスを受けました。各スケールが滑らかにリズムに乗って吹けるようになることがとても大切とのことです。
各キーのスケールはほぼやれるようにはなったのですが、滑らかに吹くことがとても難しいので、このところ師匠に聞いたりして悩んでいたのですが、やはり、この基本を練習し続けるしかないと、心の底から納得できました。
また、プロからは、とにかくたくさんのプロの演奏を聴くことの大切さも教わりました。

サックスを始めて、もうすぐ満6年になりますが、多くの時間を曲練習に割いてきました。
でも、曲の練習だけでは上手くならないことを最近はひしひしと実感していたので、このプロのアドバイスにはトコトン納得です。
また、レッスンでも指摘がよくあるのですが、歌うこと、リズムだけを聞いて体をリズムに合わせて動かして体でリズムを感じることに取り組むことの大切さも、プロの話を聞いて納得です。

サックスを上手くなりたいと思ったら、音を楽しめ、つまり全身で音楽を楽しむことと、プロほど地道に基礎練習を徹底していることを改めて認識した一日となりました。

Posted by manchan |

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コメント

Shimada さん

コメント有難うございます。
Shimada さんの果樹のページは日々訪問はしていたのですが、斜め読みながら、寒い日も、雪の日も、雨の日も、毎日の勢力的な活動にただただ感心していました。
どこからこのエネルギーが湧き出るのか、正直驚きです。
私は愛媛の出身で、みかんの収穫の手伝いもしたこともあり、みかんのところも興味が湧きました。

ところで、私の音ですが、家内以外は皆さん進歩を認めてくださるので、これは素直に喜びたいと思います。でも、Shimada さんの音源を聴いては、まだまだだと思うのが私の正直な気持ちです。
このユビソを吹いた時は自分でも不思議なくらい落ち着いていました。このように力を抜いて落ち着けることが大切だと、つくづく思うこの頃です。

厳寒期には Shimada さんの復活を心待ちにしていたのですが、もう直ぐ春で忙しくなりますね。こうなったら果樹とサックスの両方を期待しています。

投稿: manchan | 2011/03/10 23:02:45

大変大変ご無沙汰です。ひょっと覗いたら、素晴らしい。
大変よい経験されましたですね~、これを私は待ってました。
ユビソ、確りした音で、落ち着いて演奏されていること大進歩だと思いますよ。

その云う私、サックス練習中断して、そろそろ1年。相変わらず果樹類に熱中しています。
来年私は、古希を迎えます、その時の夏、5年に1度の高校の同窓会が予定されていて、
前回の余興で、6曲演奏、その時好評で、5年後はもうチョット上手に吹くからね、と約束。
あ~、困った、1年後、という感じです。
サックスも錆び付きそうで、そろそろ練習開始せにゃ!、などと感じながら、貴方のブログを見ると刺激されますなぁ~。
私のように、あれもこれもやりたい性格は駄目ですね、それも中途半端で。

投稿: Shimada | 2011/03/10 20:51:13

ぺーぺーさん

嬉しいコメントありがとうございます。
音には自信はないのですが、ペーペーさんをはじめ、何人かによい音だと言ってもらえるので、素直にそのように思うこととします。

実は家内の評価が全くダメなのです。

私もテナーをやりたいなとも思うのですが、最近プロのアルト演奏を聴く機会があり、これがとても良い音色で、やはりアルトを極めようかと、思い直してもいます。

教則本についていくことに精一杯になっていた練習から、最近は少し脱して、楽しむ練習ができるようになり、この方がかえって音の改善にもつながってきたように思います。
このこともまたブログに書いてみたいと思っています。

投稿: manchan | 2011/02/26 5:58:58

はじめまして。
ブログいつも楽しく読ませて頂いてま~す。

演奏お上手ですよ!!
謙虚な文章書かれので、実は怖々(笑)で聴き始めたのですが。

6年やってるだけあって音色が良いですね。(アルトは最初の頃は音色を良くするのが大変らしいので。)
いつも書かれてるリズムもバッチリじゃないですか!

Manchanさんらしさもあるし、何か古き良きJAZZって感じかな?

私もおっさんと呼ばれる年になり、2年半前からテナーを習い始めました。
サックス楽しいですね!!

毎日、ロングトーン、スケールなどの基礎を中心に、吹く場所に苦労しながら練習してま~す。
(先生は基礎練やれ、とは言いませんが。。上手くなるのを目指すのも、楽しんで曲練ばかりやるのも、音楽の向き合い方は人それぞれあっていいと事なんでしょうね。)

Manchanさんのブログ読むと練習の励みになります。
これからも楽しみに読ませて頂きま~す。

投稿: ぺーぺー | 2011/02/26 0:43:48

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