Funkのリズムで苦戦中です
サックス教則本のChapter9のExercise3にFunkと書かれた課題曲があり、猛烈に苦戦しています。
一体Funkとは何かということで、wikipediaで調べてみると、以下のように書かれていました。
ファンク・ミュージックの大きな特徴は、バックビート(裏拍)を意識した16ビートのリズムとフレーズの反復を多用した曲構成である。ダンス・ミュージックとしての色彩も強いため、とりわけリズムはファンクを位置づける大きな要素となっており、分厚くうねるベースライン、鋭いリズムギター、強いリズムのホーンセクションなど、演奏楽器のすべてがファンクビートを形成していると言える。
実は、私にはこれを読んでもよく分かりません。
教則本には、16分音符のシンコペーションと書かれています。
4分休符、8分休符、付点8分休符が混在しています。
4分休符、8分休符の方は楽に感じ取ることができるのですが、付点8分休符が難物です。
じたばたしてもだめと覚悟を決めて、以下の手順で約2週間練習した結果、ようやく伴奏に乗って歌えるようになってきました。
①テンポを半分くらいに落として、先ずメロディーだけを聞き、全体の感じをつかむ
②伴奏も入れて聞く
③伴奏だけを聞く
④伴奏付のメロディーを聞きながら自分でも歌う
⑤だんだんテンポを上げながら、これを繰り返して行く
繰り返してやっていると、だんだん16ビートのリズムを刻んでいる伴奏楽器の音がよく聞こえるようになってきて、なんとか付点8分休符を感じとれるようになってきました。
やっと、本来のテンポ104でも慌てずにリズムに乗って歌えるようになってきました。
実は、このような手順で落ち着いて練習できるようになったのは最近のことです。以前は伴奏に闇雲に合わせて吹く練習ばかりをやっていましたが、今は先ず歌えるようになることが大切と自覚できたので、吹くのはおいておいて歌う練習を先ずやるようになりました。
また、テンポを落としてゆっくり拍を感じる練習の大切さも今は自覚しています。早いテンポでリズムに合っていると思っていても、ゆっくりしたテンポで歌えないと、早いテンポで微妙にリズムがずれていた場合、気が付くことができません。
当たり前のことですが、ゆっくりしたテンポで確実にリズムに乗れない場合は、まだそのリズムをマスターできていないのです。
このExercise3はこのFunkのリズムと共に、B♭音、B音を綺麗に吹くことも課題です。左手小指を使ったこの低音への挑戦がこれから続きます。こんなことで、Exercise3はたった3段しかない楽譜ですが、マスターできるまでには1ヶ月程度かかりそうです。
Chapter9は16ビートが課題ですが、付点8分休符が出てくるのはこの課題曲だけです。しっかりマスターしたいと思います。
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