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2017.07.23

サックスレッスンの記録(368回~373回+4回)

今年ももう7月の終わりで、ブログの更新も約4か月も空けてしまいました。
実は、5月でヤマハのレッスンを止めることにしました。
12年1か月もの長い期間、ヤマハのレッスンに通い続け、初級2冊、中級1冊、上級1冊の教則本に取り組み、上級もChapter18まである中で、17まで進んだのですが、思い切ってレッスンを転換することにしました。
きっかけは同じグループの1人が他のグループに移り、そのあおりで、今のグループの存続が危ぶまれる状態になったことです。このグループのままで、なんとかChapter18までを終了できたらと思っていたのですが、この計画が崩れたのです。
そこで冷静に考えてみると、今のヤマハのシステムのままでChapter18まで頑張ってみたところで、高度な速い運指にはついて行けないので、サックスがやれる残りの人生を考えた時、早い運指を必死で練習するよりも、運指はついて行ける曲とし、むしろその曲に合った音を中心にした練習の方がよいのではないかと考えました。
 
そこで、個人で開いている教室の体験レッスンに行ったところ、サックスの構え方、アンブシュア、ブレス、ストラップの長さといった基本的なところから直され、グループレッスンでは目が届き難いところの指摘になるほどと思いました。
また音一つひとつを丁寧に出す、基本的なレッスンに戻りました。
それで、グループで競い合いながら、教則本に従って一段ずつ階段を上がって行くヤマハのシステムもよいところがあるのですが、私はもう集団レッスンからは卒業し、自分に合った、自分だけのレッスンに切り替える時期だと確信し、ヤマハに退会届を出しました。
ということで、6月から新たな教室に通っています。
ヤマハの教室の場合、次のレッスンまでに課題をこなしておかなければとの重圧の下にいつも置かれている心境でしたが、その呪縛から解き放たれてみると、自分は本当はどんな曲を吹きたいのか、どんな音色を出したいのかなどをよく考えるようになりました。また、YouTubeなどで、他人の演奏もよく聴くようになりました。
無意識のうちにヤマハのレッスンの呪縛に囚われてしまっていたことがよく分かり、今は心地よい開放感があり、サックスを改めて楽しむ心境で取り組んでいます。
 
現在は今までとはがらりと変わり「夜霧よ今夜も有難う」を見てもらっています。振り返ってみると当初はこうした曲も吹きたいなと思っていたのですが、いつの間にか教則本に従ってジャズをマスターしなければとの呪縛に囚われ、その中でもがいていたように思います。
これからしばらくは原点に戻り、よく響く音を追及した練習を一生懸命やってみようと思っています。
歌謡曲も吹きたいなとの思いがつのり、それならテナーサックスがよいなとなり、テナーサックス購入の検討を始めました。

Posted by manchan |

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