基礎練習に回帰
今年4回目の更新で、本当に更新が少なくなってしまいました。
サックスの練習は相変わらずですが、基礎練習に励む毎日です。
基礎練習のレベルも少しずつ向上し、現在はタンギングをする音符と、スラーでタンギングしない音符を自在に区別して吹くこと、音をスパッと切ることなどを練習楽譜で挑戦しています。簡単そうに見えることを完璧にやれるようになるのは繰り返しの練習が必要で、なんでこんなに日時が必要なのかと、身につけることの難しさを実感しています。
中でも、現在は運指の練習でキーから指を外さないで、力を入れずに動かす練習をやっています。薬指と小指、低音の親指等は、数年がかりで鍛えないとマスターできないようです。
改めてプロとアマチュアではこだわりと練習量が全く異なることを実感しています。
全く関係のないように見えるゴルフにも共通したところがあり、私はボールを打つ練習は本当に一生懸命やりましたが、上手くなりませんでした。でも現在は練習用素振りクラブを使用して、身体の動きを丁寧に点検しながら素振りを繰り返しています。ボールも置いて、バックススウィングから振り抜くまで、どのようなボールの見え方がよいのかも点検し、それが現場で実現できているかもチェックします。これを繰り返していたら、長年自信が持てなかったスウィングに最近は自信が持てるようになってきました。
サックスでは曲を吹くこと、ゴルフではボールを打つこと、をいくら繰り返し練習しても、基礎ができていないと、下手を固めるばかりで上手くなりません。
高齢になった今になってこんなことが分かり、情けない限りですが、残された人生の中で少しでも進歩できないかと思う日々です。
こんな基礎練習の日々ですが、以前苦労したアドリブ譜を吹いてみると、未だ不完全ながら、以前とは比べものにならないくらい指の力が抜け、なめらかに運指できるようになっています。
こんなことで様変わりした練習を楽しんでいます。
今年は基礎練習に回帰した年となりました。