基礎練習の成果が実感できるようになりました
長らく更新していないと思ってはいましたが、今年になって1回も更新していませんでした。
気が付けば、今年ももう後半に入っています。
コロナ禍で相変わらず巣篭りの生活ですが、サックスのレッスンは続けています。
現在は、
個人レッスン3回/月
グループでのいろいろな楽器の人が集まってのジャズ入門レッスン1回/月
です。
個人レッスンでは相変わらず基礎練習中心ですが、今年に入り、家族や友人に聞いてもらったところ、以前とは音が全く変わってきたと評価されるようになりました。
いわゆるサックスらしい、柔らかい、心地よい音が出せるようになってきたようです。
また特に速い曲でバタバタと指を動かしていたのがかなり是正され、指がキーから離れず、力を抜いて押さえられるようになってきました。
こういう実感を得ると、どうして最初からこのことを理解し、順序立てて基礎練習に励んでこなかったのかと思いますが、偏にこれはどんな先生に出会うかにかかっていたと思います。
振り返ってみると、随分時間を無駄にしたものだと思います。
- ロングトーン
- スケール
- リズム
- 運指
それぞれにやるべき練習があり、これを順序立ててマスターして行くことによってのみ上達できます。
これを十分理解せず、ただ曲練習を繰り返せば上手くなると思って頑張った、最初の10年間が本当にもったいなかったと思います。
基礎練習に時間を割くことしか、上手くなれないと思い、コロナ禍の中で、サックスに触れるようにしている毎日です。
でも、好きなサックスとはいえ、長時間レッスンを続けるには気持ちを奮い立たせる必要があります。
上手くなりたくても、練習嫌いというか、ここを克服する努力が大切ですね。
運指の練習はとても退屈です。でもこれを頑張らないと、アドリブを速く吹くことはできません。高齢者でもまだ練習次第では、伸びることは分かったので、根気よく続けて行きたいと思います。たった1フレーズのマスターに四苦八苦しています。
何時までサックスを吹くことができるかも心配な年齢になりましたが、焦らずやるしかありません。